シュミタイムのリリースから2ヶ月が経ちました!
こんにちは。
50代から始める趣味ツアーSNS 「シュミタイム」の樗澤です。
シュミタイムというアプリをリリースしてから丸2ヶ月が経ちました。
後で自分が振り返る記録として、そしていつもシュミタイムを気にかけてくださる方々への感謝を込めて、この2ヶ月間について記します。
リリースから2ヶ月間の推移
この2ヶ月間は広告費ゼロで運営をしてきました。プロダクトコンセプトが、私たちのユーザーさんにとってどれほど魅力的なものなのかを純粋に知りたかったらです。(魅力的であればあるほど口コミで広がると思っている)
結果として、400名以上の方がアプリを使ってくれています。この数字の評価については意見が分かれるかもしれないけれど、私たちはコンセプトが一定実証されたと考えています。
また、月間のアクティブユーザー(MAU)は93%以上を推移しており、現ユーザーの平均年齢は62歳です。独自指標である、アクティブユーザーあたりのツアー詳細閲覧数は27回となっており、いわゆる一般的な旅行会社のサイトに対して約4倍〜5倍の結果となりました。
つまり、頻度高くアプリを開き楽しみを探してくれているという証拠です。
「年に数回の旅行より、毎月楽しめる手軽な非日常体験」を届けたい私たちにとって、この結果を見た時はホッとする瞬間でした。
なぜなら「明日が楽しみになる予定と繋がりを届ける」という事業ミッションを果たすことに近づくことができるからです。
リリースから2ヶ月間でやったこと、やりきれなかったこと
この2ヶ月間で主に重視してきたことは下記の3つでしたが、十分にやれたことと、正直やりきれなかったことがありました。
具体的に行ったことは、まずアプリ内のツアーに参加してできる限りユーザーさんと一緒に遊ばせて頂くことです。一緒に山を走ったり、グルメツアーをしたり、温泉に入ったり、お酒を飲んだり、とにかく一緒に最高の時間を共有させていただきました。
一次情報に触れることで、一般的には「ユーザー理解が深まる」や「解像度が上がる」と言われるますが、個人的には「その体験における自分の欲望と、ユーザーさんの欲望が一致する」という方が正しい表現のように思います。
アクティブに使ってくださっているユーザーさんが何を叶えたくて、そのためにはどんなUXが理想なのかが感覚的にわかるようになりました。
同時に定量的な分析も行い、毎日のユーザー行動データと一時情報で得たインサイトを照らし合わせながら、今誰を幸せにすることができるのか、そしてその人にとってもっとも価値が高いのはどんな体験なのかを探し続ける日々でした。
その結果、「50代から始める趣味ツアーSNS」というスイートスポットに着地することができたと思っています。
一方で、正直やりきれなかったと反省することが一点あります。
それは、「最大限全ステークホルダーにリアルタイムで共有する」という部分です。
特にプロダクトリリース直後のフェーズは、朝令暮改が当たり前で目まぐるしく変化します。だからこそ、なぜその変更が行われたのか、その根拠はどう収集されたのかなどをリアルタイム共有しながら、進めたいと考えていました。
そうすることで、外注している開発チームや事業相談に乗ってくださる方々、そして何より株主の皆様の貴重なアイディアやご意見を精度高く反映することができた方が、プロダクトの発射角度をより精度高く設定できると思ったからです。
しかし、目の前のタスクキルに追われなかなか果たすことができず、少数メンバーで意思決定することが非常に多くなってしまいました。
今後は、全ステークホルダーの皆様がアクセス可能な進捗シートに、いつでもご意見を投げてもらえるような運用に変更していきます。
バッターボックスに立ち続けられることに、大感謝
先に記した分析結果以外にも、ユーザーさんから多くのご意見を頂いています。コンセプトについての賞賛の声や機能不足に対する要望など、頂くお声の全てが私たちにとっての宝物です。
理想の1%にも満たない赤子のようなプロダクトを気にかけて、お声をくださるユーザーさんがいらっしゃるからこそ、私たちはバッターボックスに立ち続けられています。
本当に、心から感謝しています。
いつもありがとうございます。
これから一つ一つ改善していき、必ずや「人生を余すことなく楽しめる世界」を創っていきます。
これからも、ぜひシュミタイムを一緒に育てていきましょう。