今の自分がジェイエルネス入社前の自分に言えること3選
こんにちは。海パン社長です。
渋谷から湘南にオフィス移転をし、ウェルネス経営を目指す海パン社長が、私たちのテーマ「世界でもっとも人生に寄り添う企業」を実現するために、日々試行錯誤していることや、ベンチャー企業のリアルな日常、これからの働き方について発信しています。
このマガジンはジェイエルネスのリアルな日常をお見せする裏番組みたいなもので、見る人が見たら「そんなこと言っていいの?」みたいな内容を嬉々として発信していく露出狂日記だと思ってください。
ギリギリを攻めるのではなく、本当に全てをお見せしていけたらと思っています。
さて、今日はWEBマーケターの戸田先生による正直日記です。5000文字を超える大作なんですが正直言って、めちゃくちゃ良記事です。
もし今人生の岐路に立たされている人や、何かに悩んでいる人がいたら絶対に最後まで読んで欲しい内容です。
▼それでは、どうぞ▼
こんにちは。戸田です。広報担当の浦邊の「春だなーと思った矢先にもう夏ですね」の一言で時間の速さを感じました。
自分はジェイエルネスと関わり2年半がすぎるところです。社会人ほぼ未経験からジョインして色々なことがありました。それらを振り返りつつ「今の自分がジェイエルネス入社前の自分に言えること」をまとめていきたいと思います。
自分が入社前に考えていたことと、今の自分が考えていること、過去と今とで整理していくので転職の判断材料にしてもらえたら嬉しいです。
ここ3年の出来事をおさらい
ジェイエルネス(当時のDetox Of Life)にジョインしたのは2019年の9月です。2019年〜2022年の間社会の出来事と照らし客観的に振り返ってみます。
改めて振り返るとBeforeコロナに入社して世間も自分も大きく変化したなーと感じます。
2019年
3月 マリナーズ・イチローが引退
5月 元号「平成」から「令和」に
10月 消費税8%から10%に
2020年
4月 新型コロナ感染拡大と緊急事態宣言
テレワークが始まる
夏 甲子園中止
オリンピック延期
2021年
2月 コロナワクチン接種スタート
夏 無観客オリンピック開催
冬 コロナ オミクロン株登場
3年間を振り返ると世の中の変化が色々ありました。ジェイエルネス入社前はテレワークの概念はほとんどない世界で、働き方や日々の生活に変化が起こる境目の時期でした。
世間の変化と同時に自分の仕事や働き方もと共に考え方も大きく変化しました。
ジェイエルネスの約3年間
2019年の9月にジェイエルネスの子会社kifuneに入社します。細かい業務内容とか、ブーさん(CEO)の説明はよくわからなかったけど人生初のWeb業界の仕事に参入です。
入社後の約3年間、携わった業務はこんな感じです。
・トレーナーマッチングサイト運営(現在はサービス終了)
・動画編集ディレクション (セカンドパスYoutubeチャンネル)
・セカンドパス オンライン授業動画の編集ディレクション
・SEOマーケティング Web集客
・コンテンツSEO(kwd設計〜SEOライティング)
・テクニカルSEO(セカンドパスHPのSEO対策)
・セカンドパス生徒へのWeb集客講座
・パーソナルジムSEO対策サポート
大きくまとめると動画編集ディレクションとWebサイト関連の仕事です。それまではレストランの接客や力仕事をしていたのでデスクワークが新鮮で仕方がなかったです。
入社してすぐに感じたことは「未経験だから」は特に関係ないということ。誰にでも初心者だった時はあるのだから「未経験だからできない」ではなく「未経験だと気付いたならまずやってみる」
パーソナルトレーナーのマッチングサイト運営
実はジェイエルネスに入った時はセカンドパス(トレーナースクール)ではなく、トレーナーとお客様をつなぐマッチングサイト運営でした。Web業界に分類される仕事はこの時が初めてです。
全国のパーソナルトレーナーさん達とやり取りをしながら、サイト制作と記事作成の仕事を進めていました。
初めてWeb業界の仕事をして、新規Webサイト公開の瞬間はすごく新鮮な経験でした。
リリースした矢先に新型コロナウイルスの関係でサービス終了となってしまいましたが、この経験が繋がりトレーナースクールセカンドパスでSEO集客の仕事をすることになります。
パーソナルトレーナースクール2ndPASS(セカンドパス)にジョイン
緊急事態宣言のなかテレワーク環境でセカンドパスに参入です。ベンチャーあるあるかもしれませんが、特に引き継ぎ業務はありません。笑
というのもセカンドパスのサイト運用について詳しく分かる者がおらず、正直初めのうちは「何が分からないのか分からない状態」が少なくとも半年は続いたと思います。笑
「Web集客」「SEO」とと簡単に言っても、これらを理解するのために必要なことがたくさんあります。
・カタカナ・アルファベットだらけの専門用語
・複数のSEOツールと、それらの使い方
・枝葉に派生する様々な知識
などなど全体像を理解するために覚えること、やることが非常に多く一通りのことを理解するのに半年以上の時間を要したと思います。正確には半年でやっと土台ができたくらい。
主な成果
・「パーソナルトレーナー」の検索順位で1位を取れたこと(過去形、また取り返したい!)
・セカンドパスWebサイトの大型リニューアル
またSEO集客だけでなくセカンドパスのYoutubeチャンネル運用にも1年間ほど関わりました。
普段”視聴者の視点”で何気なく使っていたYoutubeですが、企業チャンネルの運営に携わることで”提供側の視点”に触れる機会になりました。
・チャンネル登録者数を2倍に(500名から約1000名)
・最も再生された動画は約7000再生
Youtubeでの主な成果はこんな感じです。視聴者側から提供する側の仕事をして感じたことは1つの動画を完成させるだけでもコラボしてくださる演者さん、動画編集者、サムネイル画像制作などなど様々な業務が発生するということ。
ちなみにサムネイル画像作成はただの画像制作と思われがちですが、再生回数への影響大なので適当に作ると全く動画が伸びません。(意外と神経を使う。youtubeの世界厳しい)
有名Youtuberの動画を「つい最後まで見てしまう面白さ」から企画力の凄さは視聴者視点でもイメージしやすいでしょう。一方で動画”制作”の過程は実際に制作しないと分からないもので「動画編集のスキルだけで稼ぐ」人々の存在も知ることができました。
細かい仕事内容を書くとキリがないですが、セカンドパスを知ってもらい「パーソナルトレーナーになる選択肢を届ける仕事」にWebマーケティングを軸に色々な側面から携わったと言う感じです。
入社前に考えていたこと
約3年でWebを中心にいくつもの初めての仕事に挑戦することができました!今ではハッキリこの会社に入って良かったと言えます!
しかし、入社前に色々と考えることもありました。主に考えていたことは「一度、一般企業で1年くらい働いた方が良いんじゃないかな?」といったことです。大学卒業後ずっとフリーターだった自分にとってこれは大きな意識の変化でした。(ここについては詳しくは省略)
多少の理不尽はあっても日本社会で一般的な働き方をすることが、社会人経験のない自分にとって必要なのでは?という考えがあったからです。
例えば無意味な飲み会や人間関係の立ち回りなど、仕事と直結する訳ではないけど日本の会社では求められる部分です。仕事におけるスキルではなく、上司に気に入られるか否かでポジションが決まる。これは自分がアルバイト時代に上司の社員を見ているときも感じていました。
・突き抜けたスキルはないけれど人間関係の上手さで得をする人
・スキルはあっても人間関係が苦手で損をする人
人付き合いがあまり得意ではなかった自分はまず一般企業に勤めて、弱みを補強しようとしていました。「日本社会で生きるにはそうした空気を読むこともスキルの一つ」と考え求人票を調べたり、面接に申し込んだりする日々を過ごしました。
1つの会社に勤め続ける確率の方が少ないし、どこの会社でもそれなりに立ち回れる自分でいる必要があるという考えがあったんだと思います。そのため業種はあまり考えず就職活動をしていました。
業種は何でも良いというのはネガティブな意味ではなく、どんな仕事でも何かしら得られるスキルはあるという意味で考えてました。そんなことを考えて面接に行ったりハローワークに通っている最中、ジェイエルネスへの誘いがきました。
一旦普通の会社に入ろうという気持ちだったので、ジェイエルネスの仕事に対して即答ができなかったのが本音でした。ただ「なんかこの会社に今入りたい」という直感だけはありました。
フリーターから一般企業に入ろうと散々考えた挙句に、ジェイエルネスの仕事の話を聞いた翌日に「やります」とCEOの樗澤と返事を送り2019年の9月からジェイエネスに入社です。
今の自分が入社前の自分の考えに対して言えること
①「まずは一般企業で働こう」なんて思っていたが、そもそも”一般企業という括り方”が事実を正確に見れていない。
日本には386万の会社があるという調査があります。その中に一般企業がどれだけあるかというと多分半分以上でしょう。しかし一般企業か否かを決める線引きはそこまでハッキリしたものではないと思われます。
・一般的な就職活動
・一般的な働き方
・一般的な労働環境
そもそも一般論をどこまで自分に当てはめるのか?これはケースバイケースなところだと当時の自分に言いたいです。
仕事は何でも良いと考えるなら、一般論での仕事探しはすごく役に立つと思います。
でも「自分らしさ」とか「「自分の特性や性格にあった仕事がしたい」となると一般論はだんだんと当てはまらなくなっていきます。性格にクセがあればさらに仕事探しが難しくなります。(自分のように)
それもそのはずで「一般論」は誰にでもあてはまることであるのに対し、「個性」はその真逆だからです。
・プロスポーツ選手
・プロミュージシャン
・プロ〜
といった職業を見れば当たり前ですが、求められるスキルが特化しすぎていて全然普通が普通ではありません。「普通に考えたら」という言葉が正確に通用する場面は、人それぞれの人生があるなか意外と少ないのかもしれません。
ジェイエルネス入社前に「まずは普通の会社で仕事を」なんて思っていたけれど、「そもそも最初からそんな生き方はできていなかったので、無理に合わせず自然体でいて良いです」と昔の自分に言えルでしょう。
ふと流れてきたチャンスに自然に任せて乗った結果、仕事を楽しんで取り組んでいるのだからそれ以上考える必要はないと感じます。
②仕事の本質は人間関係ではなく提供できる価値
「どこの会社に行ってもそれなりに立ち回れる自分でいた方が良いのかな?」なんて思っていましたが、人間なんて適材適所。仕事選びも同じ。
自分と合わない人がいる環境に合わせられるスキルはあるに越したことはないです。でも「集団に合わせた先に何ができるのか?」こそが大切。結局、社会に提供できる価値そのものが最重要で人間関係は二の次。
それが今の自分にとってはWeb・SEOスキルを軸にした仕事というだけ。
ベンチャーか一般企業かなんて構図もありますが、フリーランスでも起業するのでも社会への価値提供という本質は変わりません。
③直感に逆らうと後悔が残る
これは最も過去の自分に言いたいことかもしれません。ジェイエネス入社の決め手に友人からの後押しもありましたが、最後には自分の直感がGoと言っていました。
もしあの時の直感を無視して「まずは一般企業へ」という仕事選びをしていたらすごく後悔していたと思います。「ベンチャーだから3年後、5年後どうなっているか分からないよ」なんて周りの声もありました。
確かに何が起こるか分からず、新型コロナウイルスという外的要因により社会に大きな影響がありました。しかしベンチャーだからこそできた柔軟な対応で得られた経験も多くあります。
先がどうなるか分からないからこそ、どうにでもできる可能性があり自分の触れられる仕事も変わっていきます。「常に変化する波にどう乗るのか?」を楽しめる性格であることも直感に従って入社したからこそ分かったことです。
以上、自分の仕事も会社の環境も大きく変わった3年間のまとめでした。何かあったらまた記事にします!
----------------------
さて、いかがでしたか。
月並みの感想ですが、すごく勉強させてもらいました。無意識のうちに自分も常識や先入観に囚われていはいないか?と自問自答するキッカケを頂くことができました。
そして、もしあなたがフィットネス業界やベンチャー企業に興味を持っていて、行動することを迷っているのであれば、ぜひ飛び込んでみてください。
ジェイエルネスではインターン一次募集をスタートしています。もしご興味ある方は、公式LINEからご連絡お待ちしています^^
------------------------
<お知らせ>
先日ジェイエルネスのオフィスにフィットネス業界を代表するベンチャー14社が集結し、これからの業界について議論しました。
みなさん本当に包み隠さずお話をしてくれて、大変貴重な4時間の討論映像を収録することができました!
こちらの4時間にわたる収録映像をチャリティー企画として販売中です!!
●フィットネス業界の行く末が気になる
●業界の経営者が何を考えているか気になる
●業界研究をして、理解度を深めたい etc....
などに興味がある方は、もってこいの内容になっています。
ぜひ、詳細をチェックしてみてください!
▶︎詳細を確認する
それでは最後までお読みいただきありがとうござました〜!
また明日、お楽しみに!!