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海外トレック#1-3 「3泊4日で最果ての村へ」 メスチア-ウシュグリトレッキング 実際の行程編 @ジョージア

イントロ(本記事の趣旨)

「最果ての村」ウシュグリ(Ushuguli)までの約56KMを駆け抜けるメスチア-ウシュグリトレッキング。
自然の耐え難い壮大さ、ジョージア北西部スヴァネティ地方の歴史/文化の深さ、様々な人々との出会い、そして美食を噛み締める3泊4日の旅です。そして、私自身も9月下旬にこのトレッキングに挑戦してきました。

前々回の記事#1-1では、このトレッキングコースの魅力に迫りました。前回の記事#1-2では、このトレッキングに挑戦したい方が知っておくべき実践的な内容(行程や装備、アクセスなど)をまとめておきました。

今回は、本シリーズの締めくくりとして、写真とマップを交えてトレッキングコースをなぞる旅行記形式でこのトレッキングを紹介します。実際に私が歩いた道、寝た場所、見た風景、キャンプ場の様子、思ったことなどを書いていきます。

Day0(Mestiaまでの移動)、
Day1(Mestia→Zhabeshi / Chvabiani)
Day2(Zhabeshi→Adishi)
Day3(Adishi→Ipari)
Day4(Ipari→Ushuguli)
Day5(Ushuguli→Mestia)
の構成で進んでいきます。

Mestiaまでの移動を確認したい方はDay0を、
トレッキングの様子を見たい方はDay1〜Day4を、
UshuguliからMestiaまでの帰り方を確認したい方はDay5を、
それぞれ参照にしてみてください。

また、本記事の末にDay-1という章があります。メスチア-ウシュグリトレッキングが始める前日に考えたことを書いてみました。あまりトレッキングには関係ないですが、「ジョージアとロシアと21世紀の戦争」について書いてみました。時間がある方はお立ち寄りください。

これ以降、マップについては、Google MapとMaps.Meを参照にしています。文字の下に下線があるものをクリックすると、Google Map上の場所に飛ぶことができます。ただし、本記事で紹介するトレッキングコースのほとんどのセクションがGoogle Map上に表示されないことから、大幅にMaps.Meの地図も参考にしていきます。携帯にオフラインマップが無料でダウンロードできるので、自身が本トレッキングに挑戦する際に、大いに役立つと思います。これ以降に添付してあるマップと自身のMaps.Meのマップと見比べながら、旅の計画立てにお役立てください。

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