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捨て活は人に何をもたらすか(振り返り)

迂回路です。ご無沙汰しております。
本noteは、より良い暮らしを実現する(爵位購入)ための取り組みや考えごとを綴っております。
取り組みの一つである捨て活の「1000個捨てチャレンジ」を、無事に達成させることができました!
(2024/12/30、31までの累計は1021個)
そんなご報告と振り返りです。

1000個捨てチャレンジのルール

私が取り組んでいた「1000個捨てチャレンジ」のルールは、こちらの記事をご覧くださいませ:

達成までの経過

「ゆるミニマリストに向かって」の記事群で経過に触れておりましたが、大きな波がありました。

取り組みの初期は、モチベーションが高くハイペースで取り組むことができていました。最初の3ヶ月で500個を捨てていた記録もあります。

その後は体調や仕事の忙しさを理由に、ペースが落ちることが度々ありました。これまで物が多い環境で生活していたため、物が減らなくても困らなかったのも、失速した理由だったと考えます。(少ないもので生活している自分のイメージを描けなかったのです。)全く記録が残らなかった月もありました。

とはいえ、物を入れないことが習慣になると物の多さに煩わしさを感じる場面に出会うこともあり、それが最終的な目標達成に繋がったと考えています。
(12月に駆け込むようにものを手放して達成したようなものですが…!)

自分の中の変化

チャレンジに取り組む過程で、気付いた変化がいくつかあります:

1、買い物の頻度・量

明らかに減りました。特に顕著だったのが書籍と食品です。
書籍は中古品を購入することが多かったのですが、購入すると「持っている安心感」が湧いてくるようで、積読にしがちでした。今年は、手持ちの2割ほどを手放しつつ、読みたいものは図書館のお世話になることにしました。
年間で100冊弱の本を入手しましたが、うち89冊は図書館でお借りしたものです。購入したものも、長く使うであろう語学の本ですので、自分の中ではアリかな、と考えています。

食品は、寿命を迎える冷蔵庫を買い替えて、保存する量を減らす方向に舵を取りました。併せて、日常的に使用する食材をピックアップし、それらは特売でまとめ買い→長くないスパンで食べきり を実践しました。食費が下がった! などの分かりやすい変化には乏しかったものの、食べきれないまま処分したり、霜のついた謎の長期冷凍品に遭遇したりすることは、かなり減らせたと感じています。

頻度や量とは異なりますが、衣料品と靴・かばん、娯楽関係の支出はこの4-5年で最も少なかったと振り返ります。この辺は、適量を掴んでそれをローテーションすることができていたからだと考えます。

2、掃除の取り組み方

物が減ると掃除がしやすくなりますので、水回りなどの細々した部分を日常的に掃除するようになりました。ドがつくずぼらだったこれまでの自分を思うと、大きな進歩だなあ…と感じています。
まだまだ物が多い+妙な収納配置 のために、掃除がうまくいかない領域もありますが、片付けが進めば同様の変化が起きるはずですので、引き続き頑張ってみます。
(若干方向性がずれますが、長居するところほど汚れやすくなる+掃除しない が私の癖のようですので、用途によって居所を分けることを検討してもいいのかもしれません。幸い、スペースに余裕はありますので……)

3、お金の使い道

慎重になったと言える気がしますが、使うものに対する単価は上がったかな、といったところです。入れない・余分に持たない ができるようになりつつあるので、無駄な支出は減りました。他方、要ると判断したものにはいくらか値が張っても良い と考えるようになった感があります。

最終的な目標地点は「いい暮らし」で、それを集約したイメージが「貴族」ですから、長く持つものにお金をかけること自体は間違ってはいないのでしょうが……24年に目立って支出が多かったのは化粧品などの美容と、体調を頻繁に崩したための医療費でした。後者はともかく、前者は吟味すれば支出を減らせるはずなので、25年の大きな課題としておきます。

4、物事の判断の迅速化

自分にとって要るのか・そうでないかの軸を持てるようになり、更に軸がはっきりしてきたので、様々な場面で判断が早くなり、後悔しなくなったと感じています。
全てにおいて迅速であることが正しいとは考えていませんが、判断を先送りにしない習慣が身についてきたことは、物を捨てる以外の領域でも喜ばしいことだと考えています。

総括 終わりに

今回のチャレンジで捨てたものはほとんど自分の手周り品でした。手周り品が減るだけでも、すっきり暮らせることを実感でき、今後の片付けのモチベーションになりました。
その一方で、(後付けの)収納スペースに甘えて、持ったままの物も少なからずありますし、未だに床に物を置くことをやめられていません。

25年は、後付けの収納スペースを手放す、床に物を置くのをやめる を実現できるよう、物を手放していきたいです。
意識して頑張ろうとするより、環境を整えた方が物事の達成に大きく貢献するように感じていますので、いかに早く収納棚を手放せるかが、カギになりそうです。

来年のチャレンジは、改めてルールを設定して記事にします。物を捨てることをお考えの方、この取り組みを見守ってくださる方がいらっしゃっいましたら、そちらもご覧いただければと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
良い新年をお迎えください。

241231  迂回路


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