物の要不要を考える③:それが好きか?
迂回路です。いい暮らしを実現する(爵位購入)ための最初の一歩として、ゆるミニマリストを目指しています。
この記事では、物を捨てることに取り組む自分にとっての物の要不要の基準を考えてみます。今回は3回目。
その物が好きか?
今回のテーマです。
生活必需品や役目があるもの以外は全て捨てられるかというと、 残念ながら私はそうではありません。漫画好きのオタクの性質ゆえか、生活に直結しないものも手元にたくさんあります。ミニマリストへの道は遠い……。
生活に直結しないもの(趣味・娯楽・記念品や思い出の品)については、好きかどうかを重視しています。感情の程度ごとに、次の通りです。
-1 好きと言える(熱狂している)
今一番ハマっているもの、推しているものが該当します。今の私に熱狂しているものはありませんが、ここ数年は『あしたのジョー』『聖闘士星矢』、あと星のカービィあたりに盛り上がっていました(いずれも今は後に続く-2に分類されています)。
熱狂するほど好きであれば、生活を圧迫しない限りは好きなように持てばいい、と考えております。が、自分の場合は、飽きたり嫌いになったりしたあとのことが気がかりになりがちで、好きなだけ買ったり持ったりすることがありません……。更にグッズには関心が向かない性質なので、意外と処分や管理に困ったことがなかったりします。
-2 好きと言える(間違いなく好きと言える)
自分の中の殿堂入りを果たしたものや、定期的に読み返したくなるもの、心に留め置きたいものと考えています。手元にあると癒しになる、元気な気分になれる、といったものもここに当てはまるのかな。サミュエルズの『自助論』などは自分を戒めるために手元に置いております。
私の場合は、1の熱狂期を過ぎたものの四割ほどはここに落ち着きます。今のところ、熱狂期を過ぎた時点で手元に残すものを厳選することができていますが、殿堂入りしたから・心に留め置きたいから といって際限なく手元に置こうとする傾向にあります。定期的に中身の確認が必要ですね……。
-3 特に何とも思わない
私の場合は、好きになったけれど、実際は一過性のブームに過ぎなかったものが該当します。いつか時間ができたらやろう、と思っているうちに気持ちの鮮度が落ちてしまったものや、持っていることさえ忘れていたものも当てはまるでしょうか。
一過性とはいえ自身の中でブームとなったものに関しては、再度好きになる可能性があるのでは、ここまでにかけたコストが惜しい、手放したら買い戻すのが難しい、といった理由で手放すのを躊躇しがちですが、さっと手放すのが望ましいのだろうな……と考えています。
私はグッズには拘らない質だからか、この項目に該当したものに必要なことは、漫画本+αを手放す程度であることが多いです。趣味のものも、物が多くなることが少ないので、幸い(?)心理的に苦労せずに捨てられています。このくらいなら処分しやすいでしょうが、たくさんのものをお持ちになる方は大変だろうな……と思います。
-4 捨てた方がいい:嫌いだ
一度好きだと思ったものでも、残念ながら嫌いになってしまうこともあると思います(私はあります)。そもそも、あまり好きではなかったものも該当しそうです。
漫画作品に限らず、頂き物でも、それを見ると心が穏やかでいられなかったり、顔が引きつるようであれば、処分した方が吉だと考えています。
おわりに・考え事
趣味・娯楽の品は好きといえるものだけ手元に置こう! ということですね。
ゆるミニマリストを目指して断捨離の真っ最中で、「嫌いなものがないこと」を第一段階の目標としているつもりでしたが、思いのほか「好きなものだけ置いておきたい」との考えが強いことが分かりました。これからの整理整頓に役立てたいです。
また、ここでは扱いませんでしたが、何某かにハマったことのある方は、年代物やレアものといった、手放すと再度手に入れるのが難しいものをお持ちかと思います。私の手元にもいくらかこういったものがありますが、こちらについては改めて検討しようと思います。
この記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました!
231224 迂回路
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