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発達障害ADHDのよりみちのやりたいことを全部叶えるスケジュール管理法!
発達障害ADHDのよりみちのやりたいことを全部叶えるスケジュール管理法!
余白が作れない発達障害のよりみち。
スケジュール、ぎゅうぎゅうに詰め込んじゃうんです。
私、ADHD(注意欠如・多動性障害)という発達障害。
その特性の一つに
スケジュール帳が、やりたいことという名の宝石でぎっしり埋め尽くされているように
スケジュールをパンパンに詰め込んでしまうよりみち。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173224660/picture_pc_955df3eac14f2815169fb8952436ec0d.png?width=1200)
予定帳は、私のやりたいことという名の宝石箱。
キラキラと輝く宝石をぎっしり詰め込みたくなってしまう。
でも、宝石箱があふれてしまうと、大切な宝石が見えなくなってしまうように
予定を入れすぎると、何もかも中途半端になってしまう。
それが昔のよりみちでした。
「あれもやりたい!」
「これも面白そう!」
と、興味関心の赴くままに
予定を入れてしまうのです。
気がつくと、大変なことに。
予定を詰め込みすぎると、当然ながらキャパオーバーになります。
・発達障害を知る前
自分はそういう特殊な存在だと思っていました。
子どもの頃は、特に多動性衝動性が強かったです。
衝動的に行動して自転車で転んだり、窓から飛び降りた。まわりとのズレを感じていました。
大人になって、医師からうつ病の診断の時
わかった発達障害。
それまでの行動の根拠がわかったのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173224714/picture_pc_28edcffbf4da3478c31476b3d257aced.jpg?width=1200)
スケジュールをギュッギュッとするとどうなるか?
衝動性デメリット
①ブッキングしてしまう。
こんなことがありました。
友だちと「遊ぼうね。」
別の友だち「いいよ。その日で。」
と同じ日、同じ時間に約束してしまい
「よりみちさん、八方美人だよ。」と言われたことも。
そう、八方美人になるリスクもあるのです。
でも、今はスマホのカレンダー機能で
管理しているのでブッキングも減りました。
②お金の消費が激しい。
興味のあることにお金を使い
計画的財政計画は立てるのが苦手です。
自分で考えず、財政管理アプリに任せます。
③疲れて動けなくなる。
いつも全集中。
そのため、途中で息切れして
倒れることも。すると、全部中途半端になることもありました。
今はブッキング防止のスケジュール管理と意識的にビタミン剤を飲むようにしています。
衝動性のメリット
① 他の人より新しい発見を見つけやすい。
変化を恐れる人が見つけることができない変化をいち早く見つけることができる。
② 活動量が多いから、いろんな経験ができる。
さきほど、限界まで活動するため
人より行動範囲が広く、その分、人、出来事に出会える。
③ 結果的に、自分の才能や本当に好きなことを見つけられる。
好きなことを衝動的に飛びつく。それをとことん取り組むため
職人的な才能を発揮する人もいます。
ワシントンでのよりみちの話
例えば、ワシントンでよりみちした時
現地の人から一日地下鉄フリーパスをいただいたことがあります。
「どこに行くか迷っているなら、これを使うといいよ」
そんな風に声をかけてくださって。
おかげで、ワシントンを満喫することができました。
衝動性のよりみちの工夫とは
衝動性のメリットがあったとしても
デメリットを放置するわけにもいきません。
そのためにおいても
大切なことは何か?
「余白さんとのミーティングを入れること」
余白さん?
誰?
となるでしょう?
余白は字のごとく
予定を入れないこと、余白を作ることです。
ですが
いれないのではなく
余白さんという架空の人物とのミーティング時間だと思ってスケジュールを
組んでみてください。
すると、その余白さんのために
時間がロックされます。
すると予定が入らない時間が生まれます。
そして
さらに大切なことは
スケジュールをギュギュにしてしまったあとの
罪悪感を減らすことが大切です。
そうでないと、マジメな人ほど
「あー、自分はなんてダメな人間だ。」と自分を責めてしまうからです。
そこを
ネガティブをポジティブに変換すること
「よし、今回の失敗を分析してみよう!」
結果
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よりみちは
Xのアカウントが
1.3万 フォロワーになっているのも
投稿のスケジュール管理して
投稿を継続することができました。
その際
失敗を分析する時
改善方法となったのは
① 使えるアプリはなんでも使う。
スケジュール管理アプリ、リマインダーアプリ、家計簿アプリなど、 使えるものはなんでも使って自分の脳を補助機能にする。
② 自分の脳を信じない。
ADHDの特性上、うっかり忘れがちもあります。
なので、自分の記憶力や判断力を過信せず
仕組みでカバーするようにしています。
その結果、人を決めつけで判断しないことも
大切であると認識することで
コミュニケーション基礎スキルも向上しました。
③ 巻き込み力
よりみちは弱いです。
いえ、卑下しているわけでも
自慢しているわけでもありません。
自分は弱い存在であり
他者と協力して物事へチャレンジすることが
大切であるということを意識的に取り入れると
どうなるか?
人を巻き込む力が強くなります。
結果
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173224930/picture_pc_8b5cf14abc535eacde3946d0b1ad6fe4.jpg?width=1200)
アート展開催では
複数の助っ人の協力により
200人近くの人が来場してくれました。
自分1人でチャレンジすること
集団でチャレンジすること
それのすみ分けをすることで
自分1の力が、人が加わることで2にも3にもなり
可能性という枠が広がります。
だからこそ
結果として
昨年、年末に発売したkindle絵本「よるのさんぽみち」が
12日間に163部数も売り上げたと思います。
人は1人では生きていけない。
子供の頃、他者とのうまくコミュニケーションがとれなかったよりみちが
今、他者と組んで事業運用している。
これってすごいことです。
ぜひ、自分にあった工夫を見つけることが
生きる力を高めます。
でも、ムリしないで。
専門的知見が必要な場合は専門機関に相談してね。
よりみちも含め、誰もが完璧ではありません。
自分のペースで、少しずつでも前に進んでいきましょう。
まずは
今日からスケジュールを見直してみませんか?
このnote記事が、ADHDの方や、ADHDの方に関わる方にとって
少しでも役に立てれば幸いです。
発達障害のよりみちがつくる絵の学校~絵の学校設立へのチャレンジ~
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