発達障害のよりみちが絵本作家の新しい道を開くまで~言葉にできない想いを絵で表現しょう~
発達障害のよりみちが絵本作家の新しい道を開くまで~言葉にできない想いを絵で表現しょう~
よりみちです。
絵を描くことになったきっかけについて、
以前お話しましたが
今回は
私が絵本を作るように
なったキッカケについて
お話したいと思います。
絵本を作るというアイデアが
本格的に動き出したのは
2024年7月に高円寺で開催されたアート展の企画を練っていた時でした。
その際、絵本の原画を展示するというアイデアが生まれ、絵本制作が始まったのです。
そもそも
2023年3月から活動し始めた【よりみち】
絵を描くことが好きな人が
誰しも作ってみたいと思うもの
ひとつに絵本があると思います。
絵本との出会い
絵本は
子どもの頃に誰もが一度は読んだことがあるのではないでしょうか。
カラフルな絵
シンプルな言葉で
構成された絵本は
子どもの想像力を刺激し
豊かな心を育む大切な存在です。
発達障害の私と絵本
三歳児検診で
医師から
「発話が遅い」
と、言われた私。
当時は
発達障害という言葉がなく
私は
ちょっと
育ちが遅い子という認識しか
されなかった。
当時
テレビはあったものの
テレビの耳からの情報より
絵本は特別なものだった。
学習障害もあり
文字を覚えるのが遅かった自分にとって
絵本に出てくる絵は
シンプルに想像力を拡張させ
脳に刺激を送ってくれた。
また、絵本のシンプルなストーリー構成は
他の媒体では
分かりにくい世界、社会というものの理解にも
つながりやすかった。
「なぜ?」
「どうして?」
と、周りの大人を
困らせるほど
発達障害のADHD特性全盛期の私は
様々なことに興味を持ち
質問をしていました。
絵本のおかげで
質問回数を少し減るというメリットがあった。
なので
親は長期に旅行へ行く際に
必ず、絵本はもちろん、何かしら本を持たせた。
それが
幼少期の私と絵本の関係性だ。
発達障害かな?とわかった日~診断を受けたよりみちが感じたこと~
幼い、よりみちが影響を受けた絵本
絵本を作る喜び
今回、一緒に絵本を作ったのは
長年の友人であるプカプカさんです。
彼は、私が初めて開催したアート展から
私の活動を支えてくれています。
今回の絵本「よるのさんぽみち」は
プカプカさんの幼少期の体験が原点です。
私たちが絵本を作るのは
単に絵を描くだけではなく
見る者、子どもたちの心に
何かを残したいという思いがあるからです。
私は特に自分のような子どもに、絵本を通して
自分と同じように「なぜ?」「どうして?」
と疑問に思うことが
当たり前だということを伝えたい。
可能性を広げる事の大切さを伝えたいと思い
今回、絵を描きました。
絵本を作る事とは?
私にとって
新たな挑戦であり
同時に
原点回帰でもあります。
子どもの頃に感じた喜びや感動を
今度は自分が作り出す側として
子どもたちに届けたいと思っています。
今後も様々な形で表現活動を行っていきたいと考えています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。