ささやかに生きてはいるけれど
TOKYO2020の音楽担当のミュージシャンが辞任された。
少し前に「この人は過去に障碍者にイジメをしていた、バカにしていた」「そんなことを雑誌に書いていた」とTwitterで読んだ。
当事者たちはスカッとしただろうか?
それとも怒り狂って腑煮え繰りかえってるだろうか?
自分は「起きたこと、起こしたことはしかたないじゃん。」と思っている。
そんなクソを食わせるまでのことはしたことないけど、叩けばホコリくらいどっかから出てくる普通の人間だ。
だって、起きたことは、やり直しが効かないんだから。
我々は、程度の差さえあれ、価値観を大幅にアップデートしてきている。
この音楽担当がすごい人になっていようと、いまいと、今の価値観で測ればこんなことしないだろう。
ただ、過去に起きたことは取り返しがつかない。
そんな小心者のノートだ。
どうすれば撤回せずに済んだだろう、とふつふつと考えていた。
彼が辞退しなくちゃいけなかなった最大の理由は世間の理解を得られなかったからだ。
彼がその後、イジメに対するなにがしかに寄付をしたとか、日本でいう禊が済んでいなかったのだ。
今後、こんなことは多々起こるのだろう。
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