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探偵の未来予想

今回は探偵の未来を考察してみます。
職業の未来を考える時は、業界の傾向と業界外のテクノロジーを並列して見る必要があります。
まず探偵業界の傾向とは、大きなものではやはりGPSの規制強化です。
これにより、ある種の無法地帯だったGPSが、昨今かなり厳しく見られるようになってきました。
GPSに頼り切っていた探偵達は淘汰され、尾行、張り込み、撮影の本物の技術を持った探偵達のみが残るでしょう。

業界外のテクノロジーで気になるものを見ていくと、ドローンやメタバースなどがあります。
ドローンに関しては、当初は探偵の敵となり味方ともなる機材かと思いましたが、法整備と予想外の非浸透具合により業界に深く影響与える存在にはなりませんでした。
メタバースは、メタバース内の浮気という概念が固まるまでまだ少しかかるでしょうが、探偵が入っていく余地は出てくると予想されます。
それは、従来の撮影や音声録音による証拠撮りというよりは、「事実の羅列」という報告の仕方となり、報告の担保は現実で決定づけられる、という形が最初に訪れると思います。
もちろん、そこの法整備による「証拠」が現れれば、それに準じた動きの中での情報収集が行われるようになるでしょう。
その情報収集の方法は、未だかつてない方法となるはずですので、先行者利益は大いに期待できる部分です。
当然、これらは民事の問題です。犯罪という分野となれば、現実同様に探偵の職域外での対処が多くなります。

現実の探偵業界には、今までの概念の「本物」の探偵が残り、仮想現実の探偵業界には、「新しい」探偵が現れます。
これはおそらく、探偵業界に限らないことかと思います。
人体の拡張も進み、数年後には身体が必要となくなるはずです。
その魂のみで表現できる時代には、どんな探偵が出てくるのか?
どんな環境になっても、柔軟に適応していきたいですね。


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/