見出し画像

幸せを呼ぶブルービーを探しに🩵産山村ヒゴタイ公園

こんにちは。ヒゴタイの花が見頃とニュースで知って、先週末は阿蘇郡産山村のヒゴタイ公園に行ってきました!ヒゴタイ公園ではこの時期、幸せを呼ぶといわれているブルービー(ルリモンハナバチ)も見られるらしく、ヒゴタイと合わせて珍しい青い蜂にも会いたい!と喜び勇んで行って参りましたよ🤗今回は史跡ではありませんが、高原の美しい景色と花々、そして虫達の世界を楽しんで頂ければ幸いです♪(2500字)

今回の散策地はここ!

熊本県阿蘇郡産山村にあるヒゴタイ公園は大分県との県境近くに位置し、北に久住連山、南に阿蘇五岳を望む標高900mの高原です。公園名の由来となっている「ヒゴタイ」は、阿蘇地域の一部に自生する、環境省の絶滅危惧種に指定されている貴重な花です。キク科の多年草で、毎年8月から9月にかけてボール状の瑠璃色の花を咲かせます。この時期、ヒゴタイ公園ではヒゴタイの他にもオミナエシやミソハギ、クレオメ、コスモスなどが咲いていて、高原の壮大な景色と相まってとても綺麗でしたので写真でご紹介しますね。それでは早速、行ってみましょう🏃‍♀️

受付ゲートで入園料500円を払って公園内に入ると、
早速、清々しい高原の景色が広がります✨さすが標高900m、雲に手が届きそうで空が近くに感じられます。先に見えるのは阿蘇五岳ですね〜🌋
向かって左手のクレオメ畑✨白、ピンク、紫と色のバリエーションがあってとても綺麗です😍

向かって右側がヒゴタイやオミナエシが自生するエリアのようなので、以下、幾つか写真を載せますね。↓

高原に咲く美しい瑠璃色のヒゴタイの花。
まあるいフォルムもとても可愛らしい🥰
オミナエシの花もたくさん咲いていました。
ヒゴタイとオミナエシの競演✨
個人的に瑠璃色と黄色の組み合わせは一番綺麗だと思う。

因みに私はヒゴタイの花は今回初めて見たのですが、よく観察してみると、つぼみの状態•満開の状態•花が終わった状態の株がありましたので、以下順番に写真を載せますね!↓

手前のヒゴタイがつぼみの状態(たぶん)
満開のヒゴタイ(小さな花がたくさん咲いてます。)
花が散った後のヒゴタイ

ヒゴタイの花は散ってしまった後も瑠璃色と球体が綺麗に残っているので、よく見ないとどの状態なのか分からないほどです。長く楽しめる花ですよね💡草原の中に他の野草とともに自生しているのも自然な雰囲気でとても素敵だと感じました。他の入園者の方が雑草が多いわねって言ってたのが聞こえましたが、本来自生している自然の野草園なのでそれがデフォルトかと笑 確かに現在はさっきのクレオメやコスモス、ミソハギなど人為的に植えられた花畑もあり、遊歩道も造られて綺麗に整備された公園となっているんですけど。

それではこれから、ブルービーがよく見られるというミソハギの花畑に向かい、ブルービーを探したいと思います👟

遊歩道沿いには所々こんな風にミソハギ畑が点在します。

ミソハギの花畑には色んな種類の虫たち(特にハチ)が蜜を求めて群がっていました。↓

こんなハチとか
こんな子とか
サイズも羽音も大きなこのハチは一番よく見かけました。

が、しかし、ミソハギの花畑をよくよく見渡してもブルービーらしき蜂は全然見かけない!上の3タイプの蜂はたくさんいるのに〜💦そして言い忘れましたが、この日は晩夏の高原に似つかわしくなく、激アツだったのです。(温度は確認してないのですが。)涼を求めてこの場所に行くことにしたにも関わらずビックリな暑さでした🥵これ以上無理して散策すると熱中症になりそうだし、ブルービーには会えなくても今どき珍しいほどたくさんの蜂たちに会えたのでよしとするか、蜂に優劣はないはずだし。と諦めかけた頃、

あれ?あのチョロチョロと飛び回っている小さな虫はひょっとして、、

ブルービーだー!!!

大興奮でスマホで連写する私。ブルービーは体長1.5cmくらいと小さくすばしっこいので、一枚でも綺麗に撮れてnoteにアップしたい!という気持ちでパシャパシャ撮りまくっていると(素人)、後ろに望遠レンズを構えてジッとシャッターチャンスを狙っているお兄さん(玄人)がいるのに気づいて、不覚にも「あれですよね❗️」と声をかけてしまった私。優しいお兄さんは「いましたね。」と言葉を返してくれたのですが、私が話しかけたせいでシャッターチャンスを逃さなかったか心配😓お兄さん、邪魔してごめんなさい🙏

ということで、連写したブルービーちゃんの写真のうち、いい感じで撮れた2枚です。↓

画面中央にいるの、分かりますか?
上の写真を拡大して切り取ってみた。
花にとまって蜜を吸っているバージョン(拡大切取)

因みにネットで調べたところ、ブルービーはミツバチ科ですが、他の種類のハチの巣に卵を産み付け、幼虫は宿主のハチが保存する餌を横取りして成長する「労働寄生」型の蜂だそうです。自分では蜜や花粉は集めず、巣も作らない蜂らしくない蜂とのこと。ということは、ブルービーは自分のためだけに蜜を吸っているのですね💡自由人かつ美しい青い蜂。なんだかちょっと羨ましい。私も確実にアリよりキリギリスタイプの人間なので笑(でも私は横取りはしませんよ!)

あとがき

今回は今週末に行ってみようと思われる方もいらっしゃるかもしれないと思い、金曜日に記事をアップしてみました。(台風10号の影響が心配ではありますが)私の場合はその日激暑だったのとブルービーを見れて満足してしまったのとで園内のほんの一部しか散策していませんが、園内の敷地は広く(達人コースなら120分かかるらしい)今回ご紹介した花以外にもユウスゲ、カワラナデシコ、フシグロセンソウ、コオニユリ、マツムシソウなどが見頃を迎えていたようです。私は植物や昆虫にくわしくないのですが、好きな方ならきっと一日中楽しめる公園だと思いました。一年中いろんな野草や花々が見られるようなので、お近くの方はお出かけになってみては如何でしょうか。
途中に通った阿蘇の田園では稲穂がこうべを垂れており、収穫間近な雰囲気でした。これから本格的に秋になったら色んな秋の花が咲き出しますね💓私も、今年も大好きな彼岸花の写真をnoteにアップできるのを楽しみにしています🤗

今回私が歩いたのは園内の赤丸のエリアです。
画像は受付で頂いたヒゴタイ公園案内図より。

最後までお読み頂き、ありがとうございました😊

アクセス情報はこちらから↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?