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[RX 半澤]2021.04.11東京都第4回トラック記録会・競技会


東京車練が冬場に定期的に開催している記録会
といっても今年は中止の連続で初めての開催
開催していただけるだけありがたい
そんなこともあり、今年初バンク

出場種目は各自で選択ができ、自分が選んだ種目は1kmタイムトライアル、4km個人追い抜き、8kmスクラッチレース
1dayで3種目は過酷だけど、そこは練習のつもりで


ギア比は個人的にプライオリティーの高い個抜きに合わせて52/14
本来なら1kmTTだともう少し軽め、スクラッチだと重めにギアを変更したいところだけど、スケジュールがタイトだと交換する時間が無いし、久しぶりで自分の現状がわからなかったので一番走り慣れているギアにした


久々のバンクなので朝の15分間の試走時間を目一杯走り、感覚を取り戻していく

 
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まずは1kmタイムトライアルから
記録:1分10秒47

以前はとても苦手意識があった種目
1分強の競技時間に全力を出さなければならないのだが、長距離ロード系からの転向組としてはそれが難しい
最初から必要以上に力んでしまい後半失速する失敗を何度も繰り返し、走る度に改善していき最近はコンスタントに10秒前後を出せるようになった
ちなみに以前は4km個抜きの最初の1kmと同じタイムだった、、、つまり力んでも力まなくてもタイムは変わらないということ
欲を言えば10秒を切りたかったけど、屋外のこの時期としては満足

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次は4km個人追い抜き
記録:4分52秒18

1kmTTから3時間後、、、大会のスケジュールにより空き時間があるのもトラック競技ならでは
こういう時にチームメイトでもいればね
トラック競技の競技間は適宜パラチノースを摂取して血糖値を下げすぎないように
昼の休憩時間を利用してバンクを走行
人の少ないバンク走行はペダリングに集中できて本当に良い
この時に考えることはどうすれば楽にスピードを出せるか?という一点

個抜きは今シーズンからロードで使用しているニューシューズ、スペシャのARESを試してみた
が、スタートでクリートが外れてやり直しになってしまった
通常トラック競技では剛性のあるBontを履いているのだが、1度もそんな事は無かったのでラチェットの締め付けが弱かったのだろうか?
そんなこともあり、リスタートは恐る恐る
今回はタイム読みが居なかったのでペース配分は自分の感覚のみ
序盤に飛ばしてしまういつものクセで400mバンクを10周するのに、5周目くらいであと5周もあるのか?と絶望的に
そこからは同組の選手の後ろ姿が見えていたので、それをぺーサーとしてなんとかゴール
バックストレートで風が強く、何度か煽られた割にはタイムが出ていた
個抜き終わると気管支炎のような症状になっていたので完全に追い込めた証拠?

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最後はスクラッチレース
着順:1位

個抜きが終わって30分後、、、大会のスケジュールにより前の競技の直後に次の競技が始まるのもトラック競技ならでは
慌ただしくクールダウンして、TTハンドルをドロップハンドルに変更して、サドル位置を変えて、風が強めだったのでバトンホイールをノーマルホイールに変更したらもうスタート時間

エリート&ジュニア合わせて10人程度で人数が少ない為、混走ということで高校生も一緒に
もう足がいっぱいだったけど、毎週やっているピスト練の成果を確認したく気合いを入れる
序盤動きが無かったのでとりあえずファーストアタック
日大2人と高校生2人の5人になりかけたけど、ラバネロの高校生が単独で追走してくる
中盤でセカンドアタックするも誰も来なく、後続はローテしながら追ってくるのでひとまず戻る
残り4周くらいでさっきのラバネロの子が単独で抜け出す形となる
単独になってから躊躇することなく前を見て踏み続ける姿勢は評価に値する
それをすぐには追わず一定の距離を置いて様子見
残り2周、800mを切ったところでロングスプリント開始
ラバネロの子を抜いて残り1周
後ろを確認すると追って来ている日大と差があったので少しスピードを緩めてしまった(ガッツポーズを考えていた)
その結果、きわどい勝負になり最後は差されたかなと思ったけどギリ先着
教訓:ゴールまでスピード落としちゃダメ絶対


自分の現状を確認できて良かった
トラックのタイム系種目がメインだからと去年までは単独で練習する事が多かったけど、今年は人とのロード練習を増やしており、競い合う事で「気づき」も多く得られ、それが競技力アップに繋がっていると感じる

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