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【自己紹介にかえて】「月刊 デスクトップLinux」 を創刊させます

ご挨拶

こんにちは。新越前(しんえちぜん)と申します。このたび、デスクトップ用途でのLinuxをテーマにした雑誌風の連載 「月刊 デスクトップLinux」 の創刊に向けて準備を進めています。創刊号は 2月20日 に発行予定で、以降 毎月20日 を目標に更新していきます。

読者の方へのお願い

本誌の記事について、以下の点をご理解の上、温かく見守っていただけますと幸いです。

1. 本誌は個人プロジェクトであり、特定の企業・組織とは無関係です

『月刊 デスクトップLinux』は、筆者個人が Linuxデスクトップの楽しさや可能性を発信するために運営しているプロジェクト です。特定の企業・団体・コミュニティの公式な見解を代弁するものではなく、スポンサーシップや提携関係もありません。

2. 記事には筆者の主観が含まれます

本誌では、ディストリビューションのレビューやLinux関連のトピックを扱いますが、それらは 筆者個人の視点に基づいたもの です。「すべてのユーザーにとって最適なディストロ」や「唯一の正解」はなく、環境や価値観によって評価が異なることを前提に読んでいただければと思います。公平性には配慮しますが、 完全な中立性を保証するものではありません

3. 記事の内容は可能な限り正確を期しますが、情報の正確性・完全性を保証するものではありません

技術の進化やソフトウェアのアップデートにより、記事公開時点の情報が 後に変更される可能性 があります。掲載された手順や設定を試す際は、ご自身の環境に適しているかを確認の上で実施してください。

4. 記事の内容を実施する際は自己責任でお願いします

本誌の情報をもとに システム設定の変更やソフトウェアのインストールを行う場合は、事前のバックアップや検証を推奨 します。記事の内容によって生じた いかなる問題についても、筆者は責任を負いかねます

5. 本誌の内容は予告なく変更・修正されることがあります

過去の記事の内容についても、必要に応じて 訂正や加筆修正を行う場合 があります。また、読者のフィードバックを反映し、今後の方針や掲載内容が変わる可能性もあります。

創刊への思い

私がまだ10代だったころ、毎月近所の本屋で『日経Linux』や『Linux Magazine』を手に取っていました。これらの雑誌にはCDやDVD-ROMが付属しており、最新のディストロ(ディストリビューション)を試すことができたのです。

雑誌の価格は 1,500円 と少し高めで、お金もなかったためどちらか1冊だけ購入し、バイト代で買った分厚いSOTECのラップトップにCDを挿入。HDDのWindows領域をギリギリまで削って、付録のLinuxをインストールして試していました。

雑誌の内容も面白かったのですが、実のところカーネルのバージョンやセキュリティにはあまり関心がなく、むしろMicrosoftが市場を独占していた時代に、ユーザーが自由に仕事環境を選べるX Window Systemの仕組みに大きな可能性を感じていました。

しかし、私もその後就職し、Linuxへの興味が薄れていきました。雑誌の購入も次第に途絶え、気づけばPCが担っていた役割はスマートフォンやタブレットに移り変わっていました。

そんな折、私のThinkPadにWindows 11をインストールできないことが判明しました。Linuxへの移行を考え始めたところで、『Linux Magazine』も『日経Linux』も、すでに廃刊・休刊していることを知りました。

もしかすると、これらの情報が一番役立つのは今なのかもしれない……

同じような境遇の方にLinuxという選択肢を提供したい。そして、何が起きるかわからないOSを動かす あの頃のワクワク感を共有したい という思いから、 「月刊 デスクトップLinux」 を創刊しました。

いつまで続くかわかりませんが、何卒よろしくお願いいたします。

新越前

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