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箱根に行ってススキの大平原を見てきたよ

箱根に行ってきました。高校の同級生との2人旅です。ひさしぶりの箱根。やっぱり、よい場所でした、箱根。自然・温泉・グルメと揃っていて本当に飽きないなぁと思いました。

その中でも、今回一番癒やされたのは、仙石原にあるすすきの草原です。これが壮観だった! 箱根湯本から強羅方面を通り、さらに車を進めていくと、突然、すすきが広がっています。

すごくないですか。今まで何回か箱根に来ていたけど、こんな絶景スポットがあるなんて。ぜんぜん知らなかった……。草原の真ん中は道になっているので、歩いてみました。

っていうか、どうしてこんな場所にススキの大平原が? 少し調べてみました。できたのは、江戸時代の頃のようで、当時、家の屋根に使う材料としてすすきが育てられていたとのこと。ここが湿地だったということもあり、すすきの育成に適していたそうです。

すすきって湿地の方が育ちやすいのか。そんなことも知らなかった。どこでも生えるのかと思っていた。

この風景に、見ているだけで癒やされますが、何より、風が吹くたびに、ススキが揺れて、風の通った跡が見えるのが良い。風の道が見えることって、意外にないですよね。一本一本が揺らめくのが美しいです。

この日は天気も良くて、歩いていて心地よかった。夏の名残と秋の予感が絶妙なバランスで共存していた日でした。

ただ黙ってすすきの草原を眺めて、時々写真を撮る時間。贅沢だったなぁ。なんか心がリセットされる感覚でした。

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