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『パートナー以外とするのは「絶対悪」?』「性の外注」という考え方

※本記事は「不倫・浮気・不貞行為」を積極的に推奨するものではありません。あくまで「考え方・選択肢」の紹介としてお読みくだされば幸いです。



パートナー以外との行為や絶対的な悪か?


もし人生にマニュアルや教科書があるのであれば「純愛を貫きましょう」、「好きな人としかしてはいけません」と書いてあるでしょう。

私たちの社会には「一人の人を生涯愛し続けるのが理想」「パートナー以外と関係を持つのはあってはならない」という価値観が根強く存在します。
夫婦・婚活・恋愛アドバイザー/カウンセラーも当然、同じことを口をそろえていいます。

もちろん、一生一人のパートナーと信頼と愛情で結ばれることは、とても素晴らしいことです。このブログがそのような関係を否定するものでは全くありません。しかし、実際にはパートナーとの関係でモヤモヤを抱えたり、満たされない感情を抱えたりする人も少なくありません。

「友達にダメだと言われた」
「社会的に受け入れられない」
「申し訳ない気持ちがある」

などの理由で悩み続ける人の話を、数多く聞いてきました。周りの目や常識に押されて、悩みを抱えたまま過ごす人たちは少なくありません。

しかし、ここで一度考えてみてください。「常識」や「社会」、または「友達の意見」が、果たしてあなた自身よりも「あなたの幸せ」を考えているでしょうか?

人生の一番の当事者はあなた自身です。だからこそ、周囲の意見にとらわれすぎず、自分の心の声に耳を傾けることが大切です。
他人の意見ではなく、自分がどのようにすれば心から満たされるかを考えることで、幸せを手にすることができるのかもしれません。


一生一人の人だけを愛することの素晴らしさと、その難しさ

私たちの人生は長くなっています。
80歳、100歳まで生きる可能性も高まっている現代において、長い年月を一人のパートナーと共に過ごし続けるのは素晴らしいことです。

しかし、その一方で、長い人生の中で他の誰かに心惹かれたり、一時的に他の選択肢に目が向いたりすることが自然なことかもしれません。

人間には「愛」や「性的な欲求」といった多面的な感情があり、時と共に変化します。
そのため、気持ちを常に一人の人に注ぎ続けることが難しく感じられることもあります。
こうした迷いや揺らぎに悩んだとき、他の選択肢を「逃げ」「裏切り」だけではなく、心のバランスを保つための一つの提案として見ることもできるかもしれません。


「婚外」を単なる「火遊び」だとは決めつけられない。


「婚外の関係」が単なる火遊びや浮気とは限らない場合もあります。
例えば、病気やセクシャリティの問題、または身体的・精神的な理由から、夫婦間でセックスレスになってしまうことも少なくありません。
こうした事情は、外からは見えない部分が多く、夫婦にしか分からない繊細な問題です。
これらを考えると、外部から安易に「悪いこと」として責められめるものでしょうか?
それぞれの背景や実情を理解することが大切です。

「パートナー以外としたからこそ得られた幸福感」もまた、一つの事実

実際、これまで多くの既婚者男女の話を聞いた経験から、パートナー以外と関係を持つことで、以下のような変化を実感した人も少なくないのです。

  • 生活にハリが出て、毎日に活力が湧いた

  • 長年のモヤモヤが解消され、自分らしい日常を取り戻せた

  • 自分自身に満足でき、逆にパートナーや家族との関係が円満になった

  • 自分のご褒美として

こうした変化を体験することで、「パートナー以外としたからこそ自分の心のバランスが保てた」「関係がうまくいくようになった」という意見もあるのです。もちろん、これはすべての人にとっての正解ではありませんが、自分の幸福を大切にするために多様な選択肢を持つこともまた、一つの道です。

人生は長く、そして同時に短い。自分の幸せを優先する大切さ

私たちの人生は長いからこそ、いろいろな選択肢や価値観があって良いのではないでしょうか。
そして同時に、人生はとても短いともよく言われます。
第三者の意見に合わせて貴重な人生一生悩み続けるよりも、自分が本当に幸せであると感じられる選択をすることが大切です。
他人の期待に応えるだけでなく、自分自身の幸福を基準に選択していくことが、人生をより満たされたものにしてくれるのかもしれません。


「割り切った関係」も一つの選択肢?

人によっては、風俗のよう「あと腐れのない関係」「感情が深く交わりすぎないない関係」を利用することで、心の安らぎや自分のケアを図ることもあります。
これは恋愛感情や感情的なつながりが深くなりすぎないことも多く、感情的な負担が少なく、自分の心をリフレッシュする手段として活用されることがあります。
また、「家族愛」と「性的な愛(欲求)」を分けて考えることで、心の安定を保てると感じる人もいます。
こうした選択肢は必ずしも事情も知ら居ない他者が軽々と「責められるべき」ものではなく、自分の心のバランスを整えるための一つの方法かもしれません。


「パートナー以外とするのは悪なのか?」結局は自分の幸せを追求することが大切

最終的に重要なのは、あなた自身の幸福です。愛やパートナーシップの形は人それぞれで、すべての人が同じ価値観に縛られる必要はありません。
もちろん、パートナーや家族を「傷つける」結果は望ましくはないと思います。
ただし、もしあなたがこれから何十年も悩み続けるのであれば、それもまた望ましい人生ではないといえます。
パートナー以外の選択肢を推奨するわけではありませんが、結局はあなたの人生にとって
「あなたが幸せでいられるかどうか、心のバランスを保てるかが一番大切」です。
他人の目や世間の常識に囚われすぎることなく、自分にとっての幸せを見つめることが、より豊かな人生を築く最重要項目かもしれません。


まとめ

「パートナー以外とするのは絶対悪なのか?」
これは一概に答えが出せるものではありません。
道徳の教科書的には「絶対不正解」です。でも、人生や人間のココロはマニュアル通りに進むものではありません。

一人の人を一生愛し続けることはとても美しいことですが、他の選択肢を考える自由もまた尊重されるべきであって、簡単に否定できないことなのです。周囲の意見や常識だけでなく、あなた自身の声に耳を傾け、自分にとっての幸福を最優先してください。それが、真の満足感を得られる人生を歩むための第一歩かもしれません。


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