デザイン検定資格おすすめ5選
デザイントーストのチーフメンターほりが、毎日ちょこっとデザインニュースを紹介します。おやつにどうぞ!
本日紹介するのはデザイン関係の資格。
デザイン資格なんているの?
本日紹介するのはデザイン関係の資格です
「デザイン資格なんているの?」と思われる方もいるかもしれません。
「実際にデザイナーとして就職活動をするとき、一番見られるのは作品じゃん!」
と、私もずっとそう思っていた方でした。
都内のデザイン事務所に勤めたくて、就職したくて資格を取るのはデザイン分野ではあまり役に立たないと思います。
とはいえ、
世の中には都内に住む人ばかりではないし、デザイン制作会社に勤めたい、デザイナーとして就職したい人ばかりでもありません。
【例えば】
身近にPhotoshop画像合成だけをめちゃくちゃお願いしたいクライアントさんがいたら、その人の信用を得るためにPhotoshopの資格を取れば、鬼に金棒。
いろんな立場の人に会って、資格が必要な時もあるな、と気づきました。
1・海外など常識や文化の異なる場所であっても、能力をアピールできる
2・自身の成長を可視化できパートナー・家族から学習への理解を得られる
3・育児中などで人と関わることがなくても、自身の成長実感でき自信を持つことができる
4・履歴書に書けるポジティブ要素が少なく、プラスアルファしたい場合
5・地方の小さな会社など、デザインの品質を企業が判断できない場合
資格がないよりある方がプラス要素になるのは当然(もちろんマニアのように10個集めるなどする必要はないのですが)
ランキング形式にしたみたのでどうぞ!
5位 ウェブデザイン技能検定
Webに携わる資格の中で、唯一の国家資格。
IT関連だと「基本情報技術者(国家資格)」「ITパスポート試験」などがありますが、この検定は、デザインの能力を主に見られる試験。
● 国家資格のわりに低い順位の理由は以下(毒舌でごめんよ)
・あまり知られていない
・Webデザインと謳っているのにサイトのデザインがよくない
・国家資格といえど、そもそも国家にデザインの信用度・ブランド力がない(日本のデジタル分野の遅れ・・・)
とはいえ、3級は実務経験がなくても割と合格率が高いようだし、何か資格が欲しい人にはいいかも。
●合格率
公表なし。3級は基本的なhtmlが分かれば合格する、という口コミあり。
●内容
学科試験・実技試験
受検資格の条件があり、
1級は「7年以上の実務経験を有する者」※専門学校等に通った場合年数を数年免除される
2級は「2年以上の実務経験を有する者」
3級は特になし。
4位 アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional(ACP)旧:アドビ認定アソシエイト(ACA)
Adobeとは思えないWebサイト!笑 これでいいのかアドビ!??
早々にディスってごめんなさい。。。
とはいえ、世界的に今やアドビはデザイン界の長なので、アドビ公認の資格試験はどこに行っても味方になってくれる気がします。
アドビ製品の利用スキルを証明する資格、ということですが、
2021.4.19に資格名称が変更になり、アドビ認定プロフェッショナル(ACP(Adobe Certified Professional)となったよう。
2021年1月に始まったばかりとあって、まだ資格は取りやすいのではないかと睨んでます。Photoshop使えます、Illustrator使えます、というアピールには充分。
狙い目かも。
●合格率
公表なし
●内容
Illustrator CC, Photoshop CCのチェック。イラレとフォトショをやっておけばOKそう。
Webサイトに簡易的なサンプルテスト例題があります。こちら
3位 DTPエキスパート
これ、3位ですが、私的には結構おすすめな試験。
理由は、Webデザインをやってきた方でグラフィックになったとたん印刷におけるデザインのやり方や知識がすっぽり抜けていて、できない、、という人によく会うから。
資格の世間的な評価とか自体より、学ぶ内容が結構勉強になるし、これきっかけでグラフィックデザインができるようになるのならとてもいいきっかけだと思います。
実際、印刷知識とかってグラフィックやってる会社勤務経験でもないと、なかなか学べないままなので。
●合格率
53.7%
※何年かは不明
●内容
出版物などの、コンピュータにおけるグラフィックデザイン・製版・編集・印刷など、DTPに関する正しい知識と技術を問う、民間資格。日本印刷技術協会(JAGAT)が認定
・資格取得後は、2年に一度有料の更新試験を受け認証継続となる
・実技試験はなく、自宅での受験も可能
2位 カラーコーディネーター検定試験
有名な試験ですね!社会的な評価も結構高いと思う。
東京商工会議所が実施する、色に関する知識や技能を問う検定試験(公的資格)です。
公的資格って何?というところですが、
民間資格との境界はあいまいなものの、「何らかの理由により公的性質を帯びている国家資格ではない資格」とのことなので、一般的な民間資格+α、といった印象。
オンライン受験、これもダメっぽい。
●合格率
3級 32.9%
2級 41.9%
1級 36.7%
※2019年のもの
●内容
マークシート方式で、
色の心理、配色と色彩調和など、色が見える仕組みから文化まで、幅広く学びます。
1位 色彩検定
文部科学省認定のかなり有名な, 一目置かれる試験!
公益社団法人 色彩検定協会が提供する試験。オンラインでは受けられるのか調べてみたのですが、ダメっぽい。
●合格率
UC級 92%
3級 74.9%
2級 67.4%
1級 42.9%
※2018年のもの
●内容
マークシート方式、記述式、実技方式の試験。
インテリア、環境色彩、色彩のユニバーサルデザインなどを学ぶことができます。
※主催団体が以前はファッション系ということもありそのような内容が以前は多かったようですが、今は幅広くデザインに関わる人なら全般持っていて損のない知識です。
まとめ
資格があるから就職ができるわけではないけど、
デザイナーを雇ったことがない人からすれば、学歴以外で判断しようがないこともある。試験を受けてある一定以上の能力がある事が証明できるので、役に立つこともあります。
デザインを学ぶって、デザイナーとしてバリバリフルタイムで働く時だけではないんですよね。そういう時に資格は精神的にもとても役に立つものだと思います。
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