【開催レポート】第5回d.school Starter Kit 日本語版ワークショップ
8/14(土) お盆休みの中、第5回目となります、d.school Starter Kit 日本語版ワークショップを開催いたしました。
d.school Starter Kit日本語版は、デザイン思考の本場であるスタンフォード大学のd.school が提供する、デザイン思考の入門ワークショップです。誰もがファシリテーターになれるように設計されています。
第5回目となる今回は、デザイン思考研究室から関根健児さんが初のファシリテーターに挑戦しました。
今回は、9名の方に参加いただきました。
なんと、ドタキャン0名!!参加いただいた皆様に感謝です。
ストーク
いつも、この初めの「ストーク」と呼ばれる、準備運動のようなワークは、参加者の皆様の表情を変えます。
パートナーの目隠しの一筆書き似顔絵を描くのですが、今回もとっても楽しい作品が生まれました。
前半はパートナーの課題の本質を探ります
ワークショップの前半は、パートナーの昨日に起きたことから、ネガティブな出来事に対する課題の本質を探っていきます。
皆様いろんな1日があったようです。上下に揺れていたり、突然ズドーンとマイナスな出来事があったりと、一人一人どんなことがあったのか、とても気になります。
パートナーのネガティブな出来事に潜む課題を見極めたら、
どうすれば、[パートナー]が__________________することを助けられるだろうか。
という問いを作ります。
こうした問題発見が、デザイン思考の特徴の1つであり、不確実な現代にデザイン思考が求められる理由です。
後半は解決策を生み出す
問いを作ったら、次はその解決策を考えていきます。この解決策を考えるときにとても重要なのが、
Build to Think - 考えるために作る
です。スケッチを使って、絵に描いて、それをパートナーに見せ、フィードバックを得ることで、描きながら、作りながら、新しいアイデアを拡げていくのです。
さらに、プロトタイプの重要性は、グラミー賞アーティストのラッパー、Lecraeが語ってくれます。
アイデアを形にし、フィードバックをもらい、さらにアイデアが良くなる体験ができたのではないかと思います。
素敵なアイデアがたくさん生まれていたら、幸いです。
チャットでの感想や、考えの共有なども皆様積極的に投稿いただき、本当に素敵な会となりました。ありがとうございました。
参加者の声
こんな素敵なブログを書いていただきました。
また、
1on1でブレイクアウトセッションができて楽しかった。
関根さんのファシリテーションがとてもお上手で聞きやすかった
FB受けながら進めると問題の本質がよりあっさり浮き彫りになることを体感できた
インプットだけでなく、実際にアウトプット(手も声も)を伴うことによりやったことが身についた感覚がある。
など、素敵なコメントをいただきました。ありがとございます。
10段階で評価してください、というアンケートでは、
平均9.1
でした!!!
もちろん、改善点もありますので、引き続き、改善を重ねながら、もっともっと良いワークショップにしていきます。
主催チームとして、
ファシリテータを務めていただいた 関根 健児さん
ペアワークの補填として参加ヘルプいただいた 松井 祐希さん
改めて、ありがとうございました。
デザイン思考研究室
このd.school Starter Kitを日本語訳し、今回のワークショップを開催しましたデザイン思考研究室は、デザイン思考に関連する情報を発信、ワークショップの企画/運営、交流ができる無料のfacebookグループコミュニティです。
グループ内では、今回のワークショップ参加者から、
どんなアイデアを出したかのワーク内容のシェアも行われています。
もっとクリエイティブを拡げたい!という想いのもと、やっております。
ご興味のある方は、いつでも以下よりご参加ください。
本ワークショップは、引き続き継続的に開催していきますので、ご興味のある方は、是非ともフォローください。
よろしくお願いします!!
また、お会いしましょう。
(執筆:西村 悠)