第1回 d. school Starter Kitワークショップ を開催しました
去る2020年10月7日 第1回目となりますd.school Starter Kit 日本語版のワークショップを開催しました。開催レポートです!
d.school Starter Kitワークショップとは?
デザイン思考の本場であるStanford大学d.school が公開しているデザイン思考入門のワークショッププログラムで、2020年5月にオリジナルバージョンが公開、2020年9月にデザイン思考研究室で日本語訳を実施し、以下にて公開しました。
このプログラムは誰もがワークショップを主催できるように作られております。そこで、翻訳、公開した我々が率先する形で、第1回のワークショップを開催しました。
ワークショップの参加者募集
2週間前から募集をかけ、広告を打ったわけでもないのですが、デザイン思考研究室メンバーの告知で14名の方にご応募いただきました。
当日キャンセルなどもあり、最終的には11名の方に参加いただきました。
スタート
Zoomを活用したオンラインワークショップの始まりです!!
まずは、皆が集まるまで自己紹介!!チャット欄に皆様たくさん書き込んでくださり、話題性も多く、幸先の良い盛り上がりを見せました。
エクササイズ
このワークショップは基本的にペアでのワークを行うのですが、まずは本番のワークに入る前に、ペアのお互いのことを知るために、「目隠しの一筆書き似顔絵」を実施します。
皆様、素敵な作品を描かれました!
共感から問題定義
具体的なデザイン思考プロセスを体験するワークに入っていきます。
ワークの細かい説明は、d.school講師が動画の中でわかりやすく説明してくれます。
ワークでは、ペア相手の昨日あった「ネガティブなこと」の解決策をデザインします。
デザイン思考では、まずは相手への共感から入っていきます。ペアのことを深く理解するべく、インタビューを行い、ペア相手が抱える本質的な課題を突き止めていきます。
アイデア発想からストーリーボード
ペア相手へ共感し、本質的な課題を突き止めたら、次はそれを解決する方法を考えていきます。このワークでは、「制約」を活用し、アイデア発想を行ないます。
スケッチをプロトタイプとして、早い段階にユーザー(ペア相手)にアイデアを見せるのもデザイン思考では重要な心構えです。
プロトタイプ&テストの回では、グラミー賞アーティストのLecraeの話も聞けます。
相手のフィードバックをもらい、最後はストーリーボードの形にしました。皆様素敵な作品です!!!
まとめと振り返り
振り返りの中で、参加者の皆様のチャットには、「有益だった」「今日の午後から使います!」などの非常に嬉しいご意見をいただきました。
最後はみんなでハイタッチ!!!
3時間の長丁場ではありましたが、本当にあっという間で、主催者の私自身も、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
Zoomのブレイクアウトルームの進め方や、ネットワーク問題による動画の解像度不良など、反省点もありました。今後、引き続き改善していきたいと思います。
参加いただいた皆様。そして、主催にご協力いただいたデザイン思考研究室の皆様、本当にありがとうございました。
参加いただいた皆様には、少しでも持ち帰るものがあり、新しいことを発想するきっかけとなっていただければ幸いです。
次回も開催予定ですので、ご興味をお持ちいただいた方、次回以降ご参加ください!お待ちしています。
ワークショップのコンテンツは以下からご覧いただけます。
参加者の声
デザイン思考研究室について
デザイン思考研究室は、デザイン思考に関連する情報を発信、交流できるfacebookグループコミュニティです。
本コミュニティにて、d.school Starter Kitの日本語訳、第1回ワークショップの主催を行いました。
その他、デザイン思考に関連する内容の相談や、新しいアイデアの提案/実現、つながり構築などができます。
本ワークショップの開催動画や、感想、振り返りなども展開しています。
ご興味のある方はコチラまで参加申請をお願いします。
本noteでは、今後ワークショップの説明やコツ、ヒント、開催レポートなどを中心に投稿していきます。
(執筆:西村 悠)