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日高市 谷ケ﨑市長がコワーキングプレイスを視察

視察当日の様子

 10月29日に日高市の谷ケ﨑(やがさき)市長が9月1日にオープンした「コワーキングプレイスこま」を視察に訪れました。市長からはコロナ禍でテレワークが余儀なくされる中、郊外住宅地でも居ながらにして働く環境が出来たことは日高市の課題の一つである少子高齢化などの人口減少問題の一助になるのではと期待を寄せてくださいました。
 当日は、社会連携講座を通じてこま武蔵台団地の住宅地再生について地域とともに研究を進める東京大学の先生の方々とウェブ会議システム「ZOOM」を使ったオンラインミーティングも体験、市の活性化に向け貴重な意見交換ができました。
視察後には地域住民の方々との意見交換の場も設けていただき、市長と住民との間でこま武蔵台の将来について率直な意見交換が行われました。

谷ケ崎市長5

谷ケ崎市長7

コワーキングプレイスこま集合写真

コワーキングスペース創出の背景 

 この取り組みは2019年東京大学工学部都市工学科の学生の皆さんの演習課題として地元に提案発表された活性化手法「空き家、空き地、空き区画等の疎を活かす=「間をみたす」というテーマにおける「リモートワークできる場」という課題に対応するもので、特にコロナ禍で在宅勤務の割合が増え、自然環境の良い郊外住宅地が見直される中、リモートワークしやすい施設を設けることで住民のテレワークや趣味、学習の場を提供し、地域外の方にも郊外住宅地の魅力に再度注目してもらうことを企図しています。引き続き「国立大学法人東京大学先端科学技術センター郊外住宅地再生社会連携研究部門」の活動と連携し、再生手法創出の実証実験の一環としても取り組んでいきます。

【参考】

「テレワークに対応した首都圏郊外拠点の実証実験 「こま武蔵台」に会員制のコワーキングプレイスを9月1日開設」
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/news/pdf/2288.pdf

(文責:株式会社東急不動産R&Dセンター)