第8回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました!
3月21日、第8回こま武蔵台・まちづくり勉強会をオンラインzoomにて開催しました。
今回は、東京都市大学環境学部環境創生学科の室田昌子先生をお招きし、「次世代に選ばれる住宅地をめざして」と題して、話題提供いただきました。
まず、郊外住宅地の空き家化・老朽化について概説していただいた後、郊外住宅地の住民を対象に研究室で実施したアンケート調査から、「住宅管理」について高齢者世帯だけでなく現役世代の世帯(30-50代)も自宅の管理が不十分と認識していること、「住み替え」について、ゆとりのある広い郊外住宅地では管理が楽で狭い住宅への転居志向があることなどを紹介いただきました。そして、郊外住宅地のコミュニティマネジメントは、「行政主体型の地域管理」(第1段階)から住民参加型の地域管理(第2段階、1990年代)、そして2010年以降は「連携・プラットフォーム型の地域管理」が求められていることを提示していただきました。
さらに、室田先生が過去に関わった事例として、千葉県季美の森住宅地のコミュニティレストラン、農業交流、モビリティサービス、健康プログラム、相互学習の検討などの様々な試みも紹介いただきました。
(↑当日のオンライン勉強会の様子。画面は室田先生のご説明資料)
室田先生、ありがとうございました!室田先生は、当研究部門の協力教員でもいらっしゃるので、引き続き情報交換をさせていただきながらご指導いただく予定です。
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また、当日はグリーンスローモビリティ社会実験の初日でした!こちらも色々な方に乗車いただいているようです。
(文責:後藤智香子)