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第5回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました!

 12月20日、第5回こま武蔵台・まちづくり勉強会をオンラインにて開催しました。藤村龍至先生(東京藝術大学美術学部建築科准教授・建築家)を講師としてお招きし、<埼玉県の郊外ニュータウンのアクティブ化 -鳩山ニュータウンを事例として->と題してお話いただきました。こま武蔵台の住民のみなさんにとっては、県内・近隣のニュータウンに関する話題ということもあり、親近感をもってお話しが聞けたようです。

--レクチャーの内容(事前にご案内いただいたメールより引用)

2015年4月から2017年3月まで、3年にわたり行政の研修機関である「彩の国埼玉人づくり広域連合」で埼玉県庁や市町村、県内民間企業の職員と取り組む政策課題共同研究の講師を担当し、空き家と高齢者福祉、公共空間利活用など複数の課題が集約する場所としてニュータウンに着目し県内5箇所のニュータウンに介入。なかでも「高齢化率50%超・空き家111軒・埼玉県消滅可能性NTランキング1位」の鳩山ニュータウンに興味を持ち、2017年7月にオープンした新しい公共施設「鳩山町コミュニティマルシェ」の指定管理者募集のプロポーザルに一民間企業(設計事務所アール・エフ・エー)として手を挙げ、まちおこしカフェ、シェアフィス、移住推進センター 等の施設の管理運営事業を中心としたニュータウンアクティブ化を本格的に開始。2019年には国際学生シェアハウス「はとやまハウス」の設計監理・運営管理、2020年には創造系不動産とコラボし「空き家ツアー」を開始。公共施設や公共空間、民有地を一体的に活用することで郊外住宅地のアクティブ化を図る手法についてこれらの実践をもとにお話したいと思います。
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 「鳩山町コミュニティマルシェ」については、設計事務所アール・エフ・エーが積極的でクリエイティブな指定管理を行っており、マルシェの来館者数やまちおこしカフェの売り上げも少しずつ増えているそうです。

 若い世代や移住したアーティストが楽しそうに活動、ゆるやかに交流し、結果的にまちの活性化につながっている点がとても印象的でした。こま武蔵台でも、若い世代の動きはいろいろあるので、それをうまくつなげていきたいですね。

藤村先生ありがとうございました!

(文責:東大 後藤智香子)