第６回こま武蔵台・まちづくり勉強会を開催しました！

　１月１７日、第６回こま武蔵台・まちづくり勉強会をオンラインzoomにて開催しました。鈴木亮平さん（NPO法人urban design partners balloon　代表）を講師としてお招きし、＜商店街を子どもたちの居場所に＞と題してお話いただきました。

　2009年、大学院生の頃に取り組んだ演習（新しい田園都市をデザインする）での提案をきっかけに、地域の「空き」を活用する試みなどを柏市など郊外住宅地や地方都市で実践してきた鈴木さん。

　こま武蔵台では、2017年より、マルシェのある日曜日に「こま屋台」に取り組んでこられました。取り組みを進める中で、子どもたちに好評だったものの、日曜日はなかなか子どもたちが集まりにくく、日常的な居場所になりにくいという課題が見えてきたそうです。

（↑当日の鈴木さんのスライド資料より）

　そこで、2020年から始めたのが「コマキチ」（こま・こども基地）。「平日の放課後の子どもたちの居場所」「子育てママたちが暮らしやすいまちに」を狙いとした場づくりで、隔週火曜日の午後・夕方に、センター内空き店舗を活用して実施しています。取り組み始めて間もないにも関わらず、すでに毎回約２０人の子どもたちが来ており、「毎日やってほしい」とリクエストした子もいるほど人気とのこと。

（↑当日の鈴木さんのスライド資料より）

　勉強会後半では、「コマキチ」をさらに充実・発展させていくための仕組み、市やNPO法人げんきネットとの連携方法などついて意見交換をしました。発展可能性が色々ありそうで、「コマキチ」の今後の展開が楽しみです。

　鈴木さん、ありがとうございました！

（文責：東大　後藤智香子）