見出し画像

デザインスタジオはじめました|自己紹介

初めまして。

自分の事を書いてみます。

これから、多くの人に自分を知ってもらう為、

最初の一歩を口下手ながらに。


僕は、雄風と書いて(ゆう)と読みます。

祖父から続く「雄」の字と、

父の趣味だったウインドサーフィンの「風」を

組み合わせた非常に読みづらい名前です。

そのおかげで名刺を渡すと必ず、

コミュニケーションが発生します(笑

シャイな自分にとって、

これは大きなメリットです。

そして友達から「ゆーふー」と呼ばれています。


生い立ち

幼い頃から「喜ばれる」

という感覚が好きでした。

おどけてみて人を笑らせること、

絵や物を作って喜ばれること、

料理を作って「美味しいね」と言われること、

今も変わらずその性分。

今の道に進むきっかけは父の言葉でした。

中2の時

「お前は芸術系に行った方がいいな」と一言。

小学生の頃、

無口な父からの言葉は

僕にとって後の生き方を決めることになりました。

単純に嬉しかった。


プロダクトデザイナーに憧れる

それからしばらくして、

プロダクトデザイナーという職業を目指すことになります。

中学生の頃、

ちょうど音楽に目覚めました。

アジカン、RIPSLYME、GREENDAYなど

流行りのものから洋楽まで、

よく聴いていました。

親の用事で家電量販店に行くと、

ウォークマンや携帯電話コーナーの虜になりました。

画像4

そして、当時世界を魅了する一台の名機が登場します。

画像3

INFOBAR(インフォバー)

プロダクトデザイナー深澤直人との出会いでした。

代表作は無印良品の壁掛けCDプレイヤー。

画像5

そして彼と同じように工業高校へ進学。

大学は名古屋芸術大学へ進学しました。

プロダクトデザイン専門のコースです。

学生時代、

努力はしましたが、

プロダクトデザイナーになる夢は叶わず。

卒業後は少しでもデザインに関わる仕事がしたくて、

地元の工務店へ就職しました。


もがきの社会人生活

プロダクトデザイナーは、

大手メーカーの狭き門を潜った人か、

地道に個人で歩む人か、

他の選択肢は見たことがありません。

自分が続けるには後者の道に進むしかありませんでした。

仕事にはできず、

成り行きで来た道でしたが、

建築の道も実に楽しかった。

会社の体制上、

全部自分で覚えるしかなかった自分を、

哀れに思った職人さんや知り合いの設計士さんから、

建造物の構造、現場での納まり、マテリアルなど

たくさんの建築の知識やデザイン的な教養を学びました。

一年後、会社の解散と共にその職を離れますが、

多くの人との関わりが僕を支え、

「共に造る」という感覚が、

自分にしっくりくるのだと知りました。

それから印刷会社に就職し、

企画営業をしつつ、グラフィックデザインや商品企画を担当し、

27歳の時、

ちゃんとデザイナーになるべく、

最後の挑戦として転職活動を始めます。

そして現職である化粧品メーカーに就職。

プロダクト、パッケージ、販促物、撮影など

様々な知識を得ることができました。

「プロダクト」をメインにしていた自分は

右往左往しながらも、

「グラフィック」の知識と「建築」の知識、

そして経営的視点であるプロモーションの知識など、

様々なことを身につけることができました。

ある意味、「右往左往」の賜物でもありました。


昨年末から、

物凄い追い風が自分の周りに吹いています。

僕はインハウスデザイナーですが、

いつか、

自分の愛する場所のために、

尊敬する恩人達のために、

自分の持つ能力を使いたい。

その想いがあり、

ちょうど分岐点まできました。

そしてデザイナーとして個人での場を設けるために、

「DESIGN STUDIO SALT」 と名付けたスタジオを設立しました。

もちろん「塩」の意味です。

コンセプトはこちら

https://note.com/niyol_drs/n/nb7da45818ebf

2021年2月9日

DESIGN STUDIO SALT 設立


ずっとやりたかったこと

家電のデザイナーが夢の始まりでしたが、

今は「地元静岡に根付いたデザイナーになりたい」

と考えています。

この実力ないのに夢を語る若造を見て、

多くの人が力を貸してくださいました。

その人たちにも恩返しがしたい。

自分が生まれ育った場所を生き生きとさせたい。

田舎だけど、

海も山も美味しい食べ物も安定した気候もある。

むしろ、田舎だからこそ。

愛せずには居られない、この静岡。

たくさんの人に貢献できるんじゃないかと、

今、ワクワクしています。

一緒に創りたいし、

一緒にいろんな景色を見たい。

デザインの力で、

静岡の工芸や産業を海外に出せないか?とか考え

奮闘中です。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集