本を出します!(行動経済学とデザイン)+今年の目標
あけましておめでとうございます。表題のとおりですが、昨年書き続けていた『行動経済学とデザイン』の内容に、興味を持っていただいた編集者からお声がけがあり、書籍を出版できることが決まりました。
これも、多くのみなさんが読んでくれたり、スキを押してくれたことから、注目していただけた結果です。本当にありがとうございます!
というわけで、今回は手短にお知らせです。
本の出版に向けて
いま、編集者の方と内容を詰めているところですが、今年中を目標に、出版を目指しています。
これまでnoteで書いてきた内容は活かしつつ、書籍ならではの構想をしています。去年の記事を振り返ると、個々では見えてこなかった全体感や、もっと深い考察やつながりが見えてきました。なので、noteの記事をすべて読んでいただいた方でも、新しい発見があるものになる予定ですので、お楽しみに。
今年は本の執筆に専念するため、毎週月曜日に更新をしていたこれまでの連載ペースは、一度ストップしようと思います。ですが、時間を見つけて、月に一度くらいは何らかをアップしたいと思います。その内容ですが、次の2つのことを考えています。
1. 本の出版に向けた取り組みの紹介
僕自身もはじめての体験ではありますが、出版までの過程に興味のある人や、僕のようなnoteで書いたことが、本の出版につながるといった事例を知りたい人はいるのではないかと思います。
また、僕自身はデザイナーなので、構成や読みやすさへの意識など、本をデザインするという観点でもいくつかの紹介ができればと思います。(最終的に組むのは専門の方に任せるつもりですが、自分なりの意図は入れていきたいと思っています)
そういった点を制作していく中で、進捗を紹介していく予定です。進める中で、まだ新しく取り上げたい、行動経済学のテーマも出てくるかもしれません。その時は、noteにも取り上げていくつもりですし、書籍化に向けてリクエストがあれば、メッセージいただけるとうれしいです。
現在、わーっと書き出しながら構成を検討中です。
2. 教育のデザイン
2つめは、これまでの行動経済学とは全然違ったテーマで、僕がこの1〜2年、強く関心を持っているテーマです。ここ2年くらい、子どもの小学生の勉強を見ていて、1つ強く思ったことがあります。それは、
「教育のデザインが悪い」
ということです。デザイナーとして、「この説明はこうレイアウトすれば、もっとすんなり理解できるのに」とか「なんでこんな回りくどい伝え方をしているんだろう」と思うものがたくさんあるんです。
もちろん、自分は教育者ではないので、教え方は、現場で奮闘されている先生方(学校でも塾でも)がされていることを尊重します。
では、自分に何ができるのかというと、勉強方法のデザインについてです。具体的には説明テキスト、練習問題やテスト用紙、教えるときに使うツールや、メソッドやフレームワークについてです。
勉強している学生をユーザーと見立てると、ユーザーに伝わりやすく、ユーザーのやる気を高めるために、デザインで良くできることはもっとある、と考えています。昨年勉強してきた、行動経済学とデザインの考えも、もしかすると適応できるかもしれません。
これについては思いつくままに、かつ時間の余裕があるときに、マイペースでやっていければと思います。
まとめ
というわけで、昨年の取り組みが今年につながった、大きな一年となりました。今年も一年、ペースは落ちますが、引き続きどうぞよろしくお願いします。