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アクアリウム・停電時の対策はどうする?【日本デザインプランナー協会】

地震などのトラブルで、電源が入らないことがあります。電源が入らないと、水槽内や周辺機器でも困ったことが起こります。数時間の短い時間であれば問題ありませんが、長時間〜数日になってくると問題です。そんなときに慌てないように、準備はしておきたいです。今回は、停電時にどのような対策をするべきなのか紹介させていただきます。

停電時に起こり得ること

・水中内の酸欠
・水温の変化
が深刻な問題です。
それぞれの問題について詳しく紹介していきます。

水中内の酸欠

普段水槽内では、光があり水草が光合成をおこなうため、酸素は水草から出ています。しかし、停電になってしまうと光が無くなり光合成ができません。また場合によっては、エアレーションをおこなっていれば、エアレーションもできません。

水中の酸素がなくなると、熱帯魚やエビなどの生体やバクテリアが酸欠を起こします。長時間酸欠が続くと、弱ってきて死んでしまいます。
そうならないためにも、対策が必要です。水中に酸素を供給する方法はさまざまです。

充電式や乾電池で動くエアポンプがあり、停電時にも酸素を供給し酸欠を防ぐ商品も出ています。また水中に入れるだけで、一時的ではありますが酸素を出す商品もあります。これらの商品を活用し、水中内の酸欠を防ぐようにしましょう。

水温の変化

停電時には、水槽用クーラーやヒーターが使用できません。もちろん部屋のエアコンも点かないので、水槽の水温を保つ方法がありません。そのため、いかに水槽の水温を保ち続けるか、変化を小さくするかが必要になってきます。

商品として、水槽用の断熱シートが売っています。水槽に巻くだけで、急な水温変化が防げる便利な商品です。ただ常に準備できていれば良いですが、なかなか準備できていない方が多いと思います。

より簡易的な方法として、新聞紙やアルミホイルを巻いてもある程度の効果は期待できます。冬場であれば、新聞紙の上にカイロを貼り付けて巻いておくことも良いでしょう。少しでも水温を保つようにしてください。

停電は急に起こる

事前に準備できていれば良いですが、できていないことが多いです。
酸欠や水温変化を防ぐ方法として、覚えておいていただけると幸いです。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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