POP広告は誰がどんな風に準備しているの?【日本デザインプランナー協会】
書店やリンテリアを扱う雑貨店などを散策すると、陳列棚の一部にディスプレイされた棚があり私達お客の目を惹きつける工夫が施されている場所が設けられています。
そして足を止めついつい見入ってしまうのが、商品のオススメや感想・また商品の使用用途や本のあらすじが描かれているPOP広告です。
ふと立ち止まり、目に留まりその商品や本の良さを確認でき、結果それが購買力に繋がる…。ちょっとしたPOP広告ですが、その売り上げの貢献力は侮れません。
しかしこのPOP広告は誰がどんな風に準備しているのかご存知でしょうか?そこで今回はこのPOP広告の裏側について調べて見ました。
実は職業としてある!?POP広告クリエイターとは?
基本的に書店員など店舗の店員によって作られていると思われているPOP広告ですが、こういったものは人を惹きつけるデザイン性あるものが必要になります。
そのため、得意とする人も居れば苦手とする方も居ており、全員が全員作成出来るものではありません。そういった場合に重宝されるのがPOP広告クリエイターです。
POP広告を作るうえで必要な技術は勿論のこと、今回紹介する商品の特性や人々の購買欲を掻き立てるような内容を的確かつ端的に表現できる専門的な技術をもつ方になります。
また表現方法も文字のレイアウトの使い分けやレタリングの調整など、POP広告を作る上で欠かすことの出来ない知識と技術があってこそ素晴らしいものに仕上がるのです。
POP広告クリエイターになるには?
ではどのようにしてPOP広告クリエイターになることができるのでしょうか?これには大きく分けて2つの方法があります。
まず1つ目は我流で学んだ技術にてコツコツと実績を積み、実力が認められ仕事を任されるパターン。そして2つ目はPOP広告クリエイター技能検定試験に合格してなるパターンです。
基本的に1つ目の方法はそれなりの実績を作る必要があるのですが、これには元々のセンスに人脈が必要なため長い年月がかかってしまう可能性があります。そのため、多くの方が2つ目の技能検定試験に合格し、それなりの仕事を受けて経験を積み重ね実績をつくっていくパターンが多いとされています。
いつも眺めて興味をもち、ついつい手に取り買ってしまうという手助けをするPOP広告ですが、実はそれを専門として作成するPOP広告クリエイターがいるのです。
実はPOP広告はその商品の購買力をも大きく左右する販売店にとっては魔法のアイテムと言えるしょう。
日本デザインプランナー協会にはPOP広告デザイナー資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。
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