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ミスト式の水槽・通常の立ち上げとは少し違う【日本デザインプランナー協会】

ミスト式で水槽を立ち上げるとき、通常の立ち上げとは少し違います。
通常では気にしないことも発生するでしょう。そのせいでミスト式が上手くできないと思うのはもったいないです。今回は、ミスト式で気をつけることを紹介させていただきます。ぜひ確認して実践してみてください。

照明時間

通常の立ち上げのときには、約8時間ぐらいの点灯がいいです。ミスト式でも約8〜10時間ぐらいでもいいのですが、長過ぎることはオススメできません。点灯時間があまり長いと、コケが発生してしまいます。せっかくコケの対策が少なくて済むミスト式にしている意味が無くなります。毎日決まった時間に点灯し、決まった時間に消すようにすると水草が成長しやすいです。

温度管理

ミスト式では、水中に水を入れません。そのため、水槽用のヒーターやクーラーは使えないので温度管理が難しくなります。水槽用のヒーターやクーラーが使えないとなると、水槽を設置している室温で調整するしかありません。部屋に設置しているエアコンで室温を調整し、水槽内の温度をキープするようにしてください。また窓際に水槽を設置すると、外気の影響を受けやすくなります。可能な限り窓から遠い場所に設置すると温度管理はしやすいです。

湿度、換気

水槽内の湿度を保つようにしましょう。水槽のガラス面が、濡れている状態を常に保ってください。水槽内が乾燥してしまうと、水草が枯れる原因となります。密閉できるような蓋があればいいですが、もし無ければラップを使用し、しっかりと密閉するようにしてください。

ただ常に密閉するだけでは上手く育ちません。夏場は気温が上がり、照明も点けているはずです。そのような状況では、水槽内の温度が上がりすぎ水草が枯れてきます。定期的に水槽内を換気しながらも、湿度を保つように気をつけてください。

注水

ミスト式は注水するタイミングが重要です。水草が根を張り成長するまで、だいたい2〜4週間はかかります。水草が根を張っていないと、盛り土をしたソイルが崩れたり、水上葉から水中葉に変わらず枯れたり、とトラブルが起こります。しっかりと根が張り成長していることを確認してから、注水するようにしてください。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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