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アクアリウムで化粧砂を使用するときの注意点【日本デザインプランナー協会】
化粧砂を敷くと、レイアウトが一気に明るくなり雰囲気が変わりますよね。しかし、化粧砂を使うときにもデメリットはあります。もちろんデメリットがあるとはいえ、化粧砂を使うメリットもあります。今回は、化粧砂を使用するときの注意点を紹介させていただきます。
ソイルの流出があること
レイアウトで化粧砂を使用するとき、多くの場合はソイルとの敷き分けになるかと思います。底床をソイル部分と化粧砂部分で分け、ソイル部分には水草を植栽するレイアウトが多いです。
そのようなレイアウトを管理しているときに、化粧砂の上にソイルが落ちてくるようになります。
原因は、水流の流れで運ばれたり、生体(主にエビ)が運んできてしまうことです。なかなか防ぐことは難しいので、きれいな状態を維持するのであれば見つけ次第掃除する必要があります。
コケの発生が多い
白に近い化粧砂を使うと、時間とともに徐々に茶色くなってきます。化粧砂の粒の表面に薄っすらとコケが付き、汚れが目立つようになります。また粒子がソイルよりも細かいため、通水性が悪いです。そのため、臭いの強いコケの藍藻が発生します。定期的に化粧砂のクリーニングや入れ替えをおこない、きれいな状態を保つようにしたいですね。
ゴミや糞が目立つ
枯れた水草の葉っぱやエサの食べ残しなどのゴミは、必ず発生します。また生体は餌を食べるので、排泄物(糞)を出します。そのほとんどはろ過フィルターで取り除かれたり、掃除のときに取り除かれます。しかしどうしてもすべてを毎日取り切ることはできません。その残ったゴミや糞が化粧砂の上にあると、白い化粧砂の上なのでとても目立ちます。こまめに取り除くようにしたいです。
フィルターの目詰まり
化粧砂は粒子が細かく軽いので、水槽内では舞い上がりやすいです。フィルターから出る水流で舞い上がることもあれば、掃除のときにホースや手を入れ動かすだけでも簡単に舞い上がります。
そうなると化粧砂が水中で漂い、フィルター内に水とともに吸水されて行きます。フィルター内に入ってしまった化粧砂はろ過材に引っかかります。そうれが溜まってくるとろ過材に詰まり、フィルターがうまく機能しなくなります。
日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。