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色の心理的効果と視覚的効果【日本デザインプランナー協会】

色には不思議な力があります。色は人の気分を変えたり、状況によっては注意を喚起させたり、健康面に影響する場合もあります。そして、色には、イメージや雰囲気、感情などを喚起させる効果があります。

色の心理的効果と視覚的効果


白、黒、グレーの活用法
白は、清潔なイメージや喜ぶ時のイメージを表現したい場合に効果的です。黒は高級感や重々しい雰囲気を醸し出す時に効果的です。グレーは洗練されたイメージを醸し出したい時に効果的です。無彩色は、ベースカラーとしては、非常に効果的です。

赤の活用法
情熱的で活力のある赤は、行動を促す効果があります。交通標識やスーパーの値段表示やお店の御知らせやお願いごと、パトカーのサイレンや消防車等に使われています。ポジティブな意味での活用としては他にも紅白などのおめでたい場でも使われます。

橙の活用法
橙は温もりや家族の温かみを表現できるため、住宅関係に使用されることが多いですし、明るい雰囲気の色なので陽気なイベントなどにも使われる色です。

黄色の活用法
注意を喚起する、人の目を注目させるといった効果もあるため、注意を促す道路標識や注目させたい看板などにも使われます。

緑色の活用法
緑は、リラックスできる空間や商品に効果的な色です。緑は人の気持ちを落ち着かせる力があるので非常口のサインなどにも使われます。火事や地震の時落ち着いて行動をとることが出来るようにという願いが込められているのでしょう。

青色の活用法
信頼感、誠実といった印象を喚起させる青は、学校、企業のホームページで使われることが多いです。空や海、水を連想させるため、爽快感を演出するにも効果的です。

紫の活用方法
神秘的な印象を喚起させる紫は、大人の女性をイメージさせるにも効果的といえます。一方、不安な印象を持たせる色でもあります。

ピンクの活用方法
ピンク色のものは幸福感を人に与える印象が強いため、贈り物の包装紙やリボンなどに使われることも多い色です。


日本デザインプランナー協会にはカラーアドバイザー資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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