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アクアリウムで使われる石【日本デザインプランナー協会】

石組をおこなうときに使われる石ですが、さまざまな種類があります。初めての人には、どの石が良いのか分かりにくいです。石ごとに、それぞれ特徴があります。今回は、石組でよく使われている石を特徴を含めて5種類紹介させていただきます。

龍王石

青龍石や青華石などの名前で流通している石です。白い筋の入った少し青みがかった色が特徴の石です。そのため、明るく爽やかな印象を与えるレイアウトになります。また水の硬度を上げやすい石としても有名で、入れる前に酸処理をしておくことをオススメします。硬度が上がりやすいため、ニューラージパールグラスなどの硬度が高くても育ちやすい水草と合わせてレイアウトを作るようにしましょう。

風山石

万天石という名前でも流通していました。ゴツゴツとした部分が特徴で、グレーの色合いで落ち着いたレイアウトになりやすいです。

溶岩石

マグマが固まってできた石です。穴が多くデコボコした表面で、水草を活着させやすいです。角張ったものが少なく、石をメインに組むのではなく、石に水草を活着させて使う方が溶岩石の良さを活かせます。またデコボコした表面なので、他の石よりもバクテリアが住み着きやすいです。そのため、水質を安定させるためにはオススメの石です。

黄虎石

気孔石や蜂炎石という名前でも流通しています。溶岩石のように穴が多く、くぼみもあることが特徴です。くぼみを活かし、くぼみ同士を重ねて積んでいく使い方もできます。オレンジ〜黄色っぽい色で、他の石にはない色合いが特徴です。

山谷石

大きな石はほとんど流通していません。そのため、メインとして石組を組むことはできません。しかし他の石よりも安価であり、さまざまな場面で使うことができるので便利な石です。水草を活着させたり、石を固定するために隙間に入れたりと使用方法は多いです。使い方が自由なので、どんなレイアウトでも使えます。

今回は5種類の石を紹介させていただきました。どの石にも特徴があり、石組レイアウトに使えます。特徴を活かしたレイアウトを作っていただき、レイアウトを楽しんでいただきたいです。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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