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花も楽しめるクラピアで雑草対策してみよう!【日本デザインプランナー協会】

春が近づくと、花壇の花も生き生きと育ち始めますが、気になるのは雑草…。草花よりも強い雑草たちは、温かくなると途端に成長し始めます。雑草が蔓延ると、景観を損ねるうえ、害虫の温床になることもあります。そこで、今回は雑草対策におすすめのグランドカバープランツ「クラピア」について詳しく解説します。

クラピアを植えるメリット


クラピアは、日本の在来種イワダレソウを改良して育種された植物です。
成長スピードが速く、耐寒性・耐暑性に優れ、踏みつけに強いことから、グランドカバーに最適です。

成長スピードが速い
クラピアは地上部の生育がとても早い植物で、その成長スピードは芝の倍以上とも言われています。クラピアの地上部は草丈が3~5cmと低く、そのかわり周囲に茎を広げ葉をつけます。クラピアが広がったエリアは、芝生と遜色ない、美しい緑のカーペットのような光景になります。

エリアコントロールしやすい
多くのグランドカバープランツは、地上部の成長に加え、地下茎や種で増えることから、カバーしたいエリアを超えて生えてしまったり、管理が追い付かず雑草化することがあります。その点クラピアは、花後に種が付きません。地下茎も出ず、植えた周囲以外にはほとんど広がりません。1株で30~50cmほど広がるので、1平方メートル当たり、ポット苗4株でしっかり覆い尽くします。

踏みつけに強い
踏みつけにも強く、人が通る場所でも枯れにくい性質なのも一つの利点です。むしろ根付いた後は、しっかり踏圧をかけてやると、密に広がるので雑草が生える余地がなくなります。

花が咲く
クラピアは5月~9月にかけて白やピンクの花を付けます。花期には一面に小花が広がり、とても華やかなグランドカバーになります。厳冬期には葉が落ち、茎も冬枯れの状態になりますが、春になるとまた新芽が広がり、季節感を楽しむことができます。

雑草が生えにくくなる
芝生や他のグランドカバープランツよりも、成長が早く、ぎっしりと葉茎が出るため、雑草に日が当たりにくくなります。外から種が飛んできても、土につきにくいので発芽を阻害する効果もあります。クラピア用の防草シートもあり、組み合わせて使うとほとんど雑草がでてくることはありません。

クラピアの植えつけ・管理

クラピアの植えつけ時期は3月~10月です。成長期に入る5月にしっかり根付くように植えつけると、数か月でグリーンカーペットが完成します。水やりは、植えつけ後2週間程度でOKです。

根付いた後は土壌の雨水だけで十分生育します。猛暑の雨が少ない時期、弱っているようであれば涼しい時間に水を与えます。肥料は、十分に広がったあと、休眠開けと花後に希釈した液肥を撒くだけです。

1シーズンに1度、蒸れ防止に刈込み剪定を行いましょう。刈込剪定は切る位置など気にせず、必要なエリアを残して、短く刈ります。

まとめ

1年に2度の追肥、1シーズンに1度の刈込みだけで、美しいグリーンカーペットと、可愛い小花をみられる、魅力的なグランドカバープランツ・クラピアでした。庭の雑草にお悩みなら、ぜひクラピアの植えつけも検討してみてくださいね!

日本デザインプランナー協会にはフラワーアレンジメントデザイナーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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