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投げ込み式フィルターのデメリット【日本デザインプランナー協会】

身近なフィルターである投げ込み式フィルター。使える用途が多く、活躍する場面が多いフィルターです。しかし、投げ込み式フィルターでも使いにくい場面やマイナスな部分があります。今回は投げ込み式フィルターのデメリットについて紹介させていただきます。

大型や密集している水槽では使えない

投げ込み式フィルターは小型なので、さまざまな用途で使えます。しかし、小型フィルターなので大型水槽では使用しにくいです。投げ込み式フィルターだけでは、大型水槽の水をろ過することはできません。

そのため、他のフィルターに変えるか、他のフィルターと併用することが良いでしょう。また水草が密集している水槽では使いにくいです。設置できる場所が限られてしまうことと、密集している水草の間に水流を作るだけのパワーはありません。

ろ材のランニングコストがかかる

他のフィルターでもろ材のランニングコストはかかります。しかし、専用のろ材ではなく代替のろ材を使えます。投げ込み式フィルターでもある程度代替で、ボール状のろ材やリングろ材は使えます。

ただし、ろ材を入れるスペースが少ないため、このようなろ材を入れてしまうと物理ろ過の能力が下がってしまうことは避けられないでしょう。専用のろ材を定期的に交換することを考えると少しコストがかかります。

目立ってしまう

投げ込み式フィルターは、水槽の中に入れて使用します。小型フィルターとはいえ、どうしても水槽の中では目立った存在になります。もし生体飼育をメインにしていれば、問題ないかもしれません。しかし、水草を繁茂させ、レイアウトを目的とした水槽であれば欠点となります。

レイアウトの裏に上手に隠して使用できれば良いのですが、隠すことが優先になってしまうと作りたいレイアウトができないかもしれません。もし、レイアウトを重視した水槽であれば、他のフィルターを検討してみましょう。

投げ込み式フィルターのデメリットを紹介させていただきました。小型水槽で生体飼育がメインの水槽であれば、今回のデメリットはほとんどなくなるかもしれません。

投げ込み式フィルターのメリットが大きく、デメリットをほとんど感じないのであれば、ぜひ使ってみてください。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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