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カラーチャートで鉛筆デッサンの幅を広げよう【日本デザインプランナー協会】
鉛筆デッサンではカラーチャートを使用して自分の色の幅を確認したり改善することに役立てることができます。今回は日本デザインプランナー協会の鉛筆デッサンマイスターがカラーチャートについて紹介していきたいと思います。
カラーチャートとは
カラーチャートとは色を表に表した見本のことをいいます。
身近なものだと、美容室でヘアカラーをするときに美容師さんが分かりやすいように提示してくれる見本などがあります。
少ない色鉛筆でもカラーチャートを見ながら描くことで、いままで活用していなかった色遣いを発見出来たり、少ない本数でも描くことができる
表現力を身につけることができるようになるのです。
カラーチャートを作ってみよう
1.紙に1.5~2cmくらいのマス目を書いていきます。
マスの数は自分の挑戦したい種類の色にあわせて自由に決めてください。
奇数にすると中央が決まるため使いやすくなりますよ。
2.次に色を付けていきます。
イメージとしては左から右に移行するにしたがって徐々に薄くなるように作っていきます。
まず左端に一番暗い色を付けて、右端は白いままにします。中央のマスには、左端と右端の中間くらいの色を付けるようにしましょう。
3.自然なグラデーションになるように、左から中央、中央から右に色を付けていけば完成です。
マス内が均一になるように、紙の方向を変えながら塗ったり、布やガーゼでこすると上手く仕上げることができます。
さまざまなカラーチャートを作ってみよう
鉛筆の種類を変えてみよう
1色出来たら色鉛筆の色を変えてみたりメーカーを変えてみたりすることで、無限にカラーチャートを作ることができます。多くのカラーチャートを作ることでスキルも確実に身についていきますが、かなりの労力がいるので余裕がある時に作りましょう。
1種類の鉛筆で表現力を鍛える
1種類の鉛筆でも、普通に書く、布やガーゼで擦る、ハッチングのみおこなうなど縛りを決めて描いてみると表現力を向上することができます。
どうしたら魅力を最大限に引き出せるかを、探求してみるのも面白いですよ。