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新しく水槽に迎える生体のトリートメント方法【日本デザインプランナー協会】

新しく水槽に迎える生体(熱帯魚やエビなど)は早めに水槽に入れたいですよね。しかし、急に水槽に入れると自宅の水槽の水質と、ショップでの水質の違いで生体が弱ってしまいます。そこでおこなわれるのが「水合わせ」です。もちろん水合わせだけでも良いのですが、今回はそれにひと手間加えて欲しいことがあります。それが今回紹介させていただきます「トリートメント」です。

トリートメントとは

購入してきた生体の様子をチェックしたり、場合によっては病気を持っていれば薬浴させ治療をする作業です。生体は海外から輸入されることもあれば、ショップでの水槽内などさまざまな環境で育ちます。そのため、弱っていたり病気にかかっていたりと状態が悪い生体もいます。

トリートメントの必要性

生体自体の調子が悪かったり、病気にかかっていたり、病気にはなっていないものの病原菌や寄生虫を持っていたりとさまざまな状態です。

もしそのような生体を水槽に入れてしまうと、もともと水槽内にいた生体に病気などの影響をおよぼすことになります。もちろんショップで水槽に入れる前に、トリートメントをおこなってくれているところもあるでしょう。

しかし、トリートメントをおこなわずに水槽内に入れてしまっている場合も少なからずあります。そういった場合のために、しっかりと生体の状況を確認し、必要に応じてトリートメントをおこなう必要があります。

トリートメント方法

まず購入してきた生体を入れる容器(水槽)を準備し、そこに生体を入れてください。その後、1〜2週間程度生体の様子を観察してください。もし病気になっていたり、寄生虫が付いていれば薬浴をおこない対応しましょう。特に問題なく、生体が健康であれば水合わせをしっかりとおこない水槽に入れてください。

トリートメントの注意点

生体を入れる容器ですが、可能であれば透明なものを選んでください。
小さめな水槽が理想です。トリートメントは生体の状態を確認することがメインです。そのため観察のしやすい容器にしておくべきでしょう。また別容器では水温が下がったり、酸素の供給が足りなくなります。ヒーターを入れたり、エアレーションは欠かさないようにしてください。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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