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レイアウトで意識すべきこと(素材・人工物)【日本デザインプランナー協会】
水槽の中に入っているのは、水草と熱帯魚だけではありません。流木や石などの素材や、パイプなどの水槽を管理していくうえで欠かせないものがあります。ではこれらはどのようにすれば、レイアウトを作るときに気をつければ良いのでしょうか。
少しでも意識することで、レイアウトはキレイに見えます。今回は、レイアウト水槽で素材や人工物で意識すべきことについて紹介させていただきます。
素材ごとの種類を揃える
流木や石にも、見た目が違うものがあります。流木であれば、「太くて枝分かれしていない」ものもあれば、「細くて枝分かれしている」ものがあります。また石も同様です。
色合いが違っていたり、溶岩石のように「ゴツゴツ」したものもあれば、八海石のように「ツルツル」としたものもあります。それぞれの素材で、色合いや素材感、形状など違いが多いです。それらを混在させてしまうと、レイアウト全体にまとまりがなくなってしまいます。
レイアウトでは、少しでも似たものを集め、それらでレイアウトするようにしましょう。
素材を購入するときに、イメージしたレイアウトに合う素材があれば、まとめて購入するようにできると良いです。まとまった素材で作られたレイアウトは、全体的に統一感が出て、それだけでも印象が違います。
素材の大きさは揃えない
流木や石は、一つとして同じものはありません。しかし、似た形状で同じくらいの大きさのものは存在します。それらをレイアウトで並べて配置してしまうと、不自然な感じが出てしまいます。素材を選ぶときには、素材の大きさを気にしてください。
大きいものと小さいものを組み合わせることで、遠近感を表現しながらも、メリハリのあるレイアウトができます。ただし、同じような大きさの素材を組み合わせて使うことで、迫力のある1つの流木や石を表現することがあります。そのようなときには、素材感を合わすように心がけましょう。
人工物は隠す
レイアウトを維持していくうえで、水を循環させるためのパイプなどの人工物を水槽内に入れます。自然を表現するネイチャーアクアリウムでは、違和感が出てしまいます。それらを外すことはできないので、レイアウトで極力隠すようにしましょう。流木や石、水草の茂みなどで隠すことが重要になります。そうすることで、管理している状態でも自然に近い状態を作りましょう。
素材や人工物も水槽には必要です。細かなことかもしれませんが、これらを意識するだけでレイアウトは変わります。自然に近い状態を作り、見た目もいいレイアウトにできるようにしましょう。
日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。