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ミストメーカー(霧発生装置)で注意すること【日本デザインプランナー協会】

アクアテラリウムでミストメーカーを使い、ミストを発生させることは、さまざまなメリットがあります。幻想的な雰囲気を作り出したり、水槽に取り入れやすかったり、高湿度を保てたりすることがメリットです。しかし、メリットだけでないことも事実です。今回はミストメーカーを使用するときに注意しないといけないことを紹介させていただきます。

設置場所が限られる

ミストメーカーは、水中に沈め、水中の水をミストに変えます。そのため、ミストメーカーを水中に沈めないと使えません。ミストは高いところから低いところへ流れて行くので、高いところからミストが出せることが理想です。

しかし、高いところに水がないとミストメーカーが設置できないため、レイアウトによっては、設置場所を制限されることがあります。

水槽の周りまで高湿度になる

ミストメーカーはミストで高湿度な環境を作ります。しかし、水槽の周りも湿度が上がってしまいます。もし水槽の近くに、本などの紙や湿度に弱い機械がある場合は、少し水槽から離して置いてください。

水はねが発生する

水中に沈めているミストメーカーからミストが出るとき、必ず水はねが発生します。水中からミストが出るので、そのミストが出るときに水がはねてしまうことは仕方ありません。

ガラス面にはねた水が付いたり、水槽周りにも水が飛び出してしまうことも。可能であれば、ミストが出てくるところに流木や石などの素材を置き、水はねが最小限になる工夫をしておきましょう。

水位が下がる

ミストメーカーは、水中の水をミストに変えています。発生したミストは水槽内に留まらず、水槽外に出ていきます。そうすると、自然と水槽内の水が減り、徐々に水位が下がってくることでしょう。特に夏場は水槽の水位が下がりやすいため、水槽の水位のチェックは欠かさないでください。

今回はミストメーカーを使用する上で、注意すべきことを紹介させていただきました。

レイアウト次第で、メリットだけのときもあれば、デメリットが目立ってしまうこともあるでしょう。ミストメーカーを導入しようと考えられているときは、一度メリット・デメリットを確認し、あなたのレイアウトに合っているか参考にしてみてください。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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