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ウィローモスの特徴・管理方法は?【日本デザインプランナー協会】

ウィローモスは、流木や石などに活着させて使う水生ゴケです。
「初心者でも簡単に育てられる」と見かけることがありますが、きれいに育てられない人もいます。簡単なようで、意外ときれいに育たないのがウィローモスです。今回はウィローモスの特徴や活着方法、トリミングについて紹介させていただきます。特徴を知り管理をおこなうことで、ウィローモスをきれいに育てられるようになってください。

ウィローモスとはどんな水草?

ウィローモスは、流木や石などに活着する水草としてよく使われます。
「初心者でも育てやすい水草」と紹介されることが多いウィローモスですが、熱帯魚が生きれる環境であれば枯れることが少ないのでそう言われることが多いようです。

熱帯魚に適した水温であれば問題なく、まったく光が無い環境でない限りは枯れることがありません。また陰性水草であるため、強い光量を必要とせず、二酸化炭素の添加も必須ではありません。

しかし、ウィローモスも水草なので、光量も二酸化炭素の添加も少しある方がきれいに育ちやすいです。熱帯魚を取り扱っているお店であれば、ほとんどのお店で売っているので手に入れやすい水草です。

活着方法

ウィローモスを活着させる方法は、テグスもしくは木綿糸で巻くことが一般的です。ただ木綿糸は、時間が経過するとバクテリアの分解により溶けてしまいます。溶けて無くなる方が見た目はいいです。

しかし、活着する前に溶けてしまうとウィローモスが剥がれてしまう場合があります。まだ慣れていない人は、テグスなど溶けない素材で巻いてみてください。ミスト式で水槽を立ち上げた場合は、流木や石に乗せておき活着を待つ方法もあります。

トリミング方法

ウィローモスのトリミングは、伸びてきたら全体的に短くカットすれば大丈夫です。伸びてくると活着部分に光が当たらず、枯れてきます。枯れてしまうと剥がれるので、定期的にトリミングをおこなうようにしてください。

カットしたウィローモスは網などを使い、取り除くようにしましょう。
カットした破片は、さまざまなものに活着します。意図していない箇所にも活着してしまうので、カット後の破片は取り除くことをオススメします。

このようにウィローモスの管理は難しくありません。環境を整えて、管理すればウィローモスは成長してくれます。しっかりと管理し、ウィローモスをきれいに育ててみてください。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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