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あなたはどこにいる・いきたい?デザイナーの現在地とキャリアを考えるヒント💡

あなたは、現在所属している会社、またはこれから目指そうとしている会社は、世の中ではどんな位置にいるのか把握していますか?

一昔前よりもIT・デジタル分野でデザイナーの活躍の場がかなり広がりました。私自身も、今どこにいるのか・これからどこを目指すのか、時々わからなくなってしまいがち・・。

そこで、自分なりの整理も含めて、図にしてみました!
よかったら皆さんも、自分の現在地の把握や、これからのキャリアを考える上での参考にしてみてください。

※広義のデザイナーだと定義が難しくなるため、あくまでもこの図では「モノを作るデザイナー」にしています。

モノを作るデザイナーの現在地の参考図

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💡前提として知っておきたい時代の流れとしては、多くの事業会社はこれまで制作を外部に依頼していました。ですが、昨今では自社内で制作も行うインハウス化が進み、デザイナーの活躍の場がクライアントワークを行う受託会社だけでなく、事業会社にも広がっています。

下記では、この図を使って私の経験から参考になりそうな特徴や違いなどを書き出してみました。


参考①インハウス or クライアントワーク

インハウス(事業会社)とクライアントワーク(受託制作)という大きい枠組みでは、じつはデザイナーが作る主なアウトプットは変わりません。

アウトプットが変わるのは、この図では、インハウスでは【どこの部署】に配属されるのか?クライアントワークでは【何に特化/強みにした】受託会社に入るのか?ということになってきます。

また、補足として、インハウスでもクライアントワークでも場所を選べばそれに特化したアウトプットに専念できそうに図では見えますが、インハウスでは【特定の事業にじっくり】携われるのに対し、クライアントワークでは受託なので【短いスパンで様々な案件(企業/事業)】に関われます。
その辺りもインハウスにするのかクライアントワークにするのかの、大きな分かれ目になってくると思います。

▼ 例)インハウスの事業プロダクトを担当するUI/UXデザイナーの現在地

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参考②インハウスでひとり・少人数

ですが、インハウスでも会社の規模が小さいと、デザイナーが企業全体からプロダクト、広告まで全部のデザインを担うことがほとんどです。なので、メリットとしては【一通りのアウトプットに関われる】ことができます。

その反面、ひとりや少人数なので、社内で教わる環境が無いのが不安な要素にはなります。ですが、その分、自ら学ぶチカラが身に付きます。

▼ 例)小規模インハウスのひとり・少人数デザイナーの現在地

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参考③クライアントワークは知見が広い

参考①でも述べましたが、クライアントワークは様々な案件(企業/事業)に関われるので知見が広いのが特徴です。なので裏を返せば、インハウスはその分野に特化するため視野が狭くなるというデメリットも潜んでいます。

また、クライアントワークは制作だけでなく、ブランディングやコンサルティング、マーケティングなどとセットで制作も行っている会社も多くあります。その辺りもクライアントワークをやっている会社を見分ける大きなポイントになります。

なので、例えば、元々コンサルティングをやっている会社が制作を始めたのか、制作だけしていた会社がコンサルティングも始めたのかで、会社の特色やチカラの入れどころが異なったりします。

▼ 例)インハウスデザイナーがメジャーになる前は、デザイナーの就職先は二次受けの広告制作会社が大多数を締めていました

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もちろん、いろんな会社があるので、あれとこれが組み合わさっていたり、別の要素が入ってきたりあると思います。上の図はそのベースぐらいに思って頂ければ。自分なりに付け足してカスタマイズしてみてください〜!

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【追記 2020/03/27】この記事を再編集して収録した内容も入っている、デザインの小冊子ができました!BOOTHにて販売中です。

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スズキアユミ(デザインメモ)
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