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デザイナーのキャリア考察② <先輩デザイナーで選ぶ>

前回、この記事を書いた後、

いろんなタイプのデザイナーさんが出てきたからこそ、「その会社にはどんなデザイナーがいるのか?」「自分がスキルを吸収したいと思えるデザイナーさんがいるのか?」って、大切なことに思いました。

とくに駆け出しのときは、なおのこと“師”となる人の存在は大きいものです。

そこで、デジタル分野での先輩デザイナータイプを、私の思いつく範囲で書き出してみました。世の中にはいろんな先輩がいると思うので、「そんなにいるんだ〜!」と感じるキッカケになれば幸いです。


グラフィック出身の先輩デザイナー

紙ならではの自由な表現力、細かいこだわり(紙は入稿すると差し替えがきかないので、かなりシビアな世界です。)、そしてタイポグラフィですね!文字の知識と字詰めはグラフィックデザイン出身のデザイナーさんはやっぱり強いです。

インタラクティブ系が得意な先輩デザイナー

この類の先輩は、自分でJSいじってたり、趣味で映像作ってたり、私と同年代ぐらいの人は今は無きAdobe Flashで自分でごりごりに作っていた人もいます。デザインを静的に捉えるだけでなく、動的にしたときの想像力や発想力はまた違う能力だなと感じます。

広告媒体やLPが得意な先輩デザイナー

広告媒体と書いていますが、いわばキャンペーンのWebデザインです。写真や画像加工なども重要になってきますし、ターゲットに合わせた演出など、表現力や作り込みのアートワークの高さは数を経験していないとなかなかできません。

設計やデータ好きな先輩デザイナー

スタイルガイドや使用ツール、作業の効率化などもこだわるタイプです。デザインも自由度が高いものよりも、ルールがあるコーポレートサイトやWebサービスなど何十ページ以上のものが得意。

情報感度が高い先輩デザイナー

情報と聞いてネットや世間のニュースが思い浮かぶと思いますが、この類の先輩はとにかく見た目のセンスが良いです。流行をうまく取り入れつつ、自分のスタイルも持ってる、服装、小物。ただ情報を見聞きするだけでなく、自分に落とし込んでいるこそが、「感度が高い」と言えるんじゃないかなと勝手に思ってます。

マネジメントスキルが高い先輩デザイナー

ただ頼りになるというだけでなく、ミーティングの仕切りやクライアント対応、メンバーとの接し方など、コミュニケーション力がとても勉強になります。技術力だけでなく、チームワークもますます重要になる昨今。マネジメントという枠にとらわれず、業界を生き抜く術をこういう先輩から学びたいものです。


まだまだ一例で、私がこれまで出会ったデザイナーさんたちはほんとそれぞれいろんなバックグラウンドやスキルを持っています。面接ではどんな先輩デザイナーがいるのか、ぜひともチェックしておきたい点です。

#デザイナー #キャリア #就職 #転職  

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スズキアユミ(デザインメモ)
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