Design Matters Tokyo 23スピーカー&トークご紹介⑥
来月2023年6月2日~3日に開催の迫るDesign Matters Tokyo 23。今回も登壇予定のスピーカーを紹介していきます!
Hideaki Matsui - Google
トークテーマ:Spatial Interaction
コンピューターマウス、タッチスクリーン、音声…コンピューティングの歴史を通じて、人々は常に新しいテクノロジーに適応してきましたが、逆になったらどうでしょうか? テクノロジーが人間のニーズを取り入れるとしたら? 物理的な空間で人間とコンピューターの関係を再定義する方法について考えてみましょう。
スペーシャル・コンピューティングは、HIC(人とコンピュータの関係や相互作用)分野のデザインフレームワークであり、物理的な空間でコンピューターやAIと自然にやり取りする方法を探求します。私たちは、音声、顔、存在、近接、手の動き、視線といった言語および非言語情報を組み合わせて、機械が探知する知覚を、ユーザーの文脈に合うよう理解しようとします。
Googleで5年以上にわたり研究されてきた事例もご紹介。情報とテクノロジーとのより良いやり取りのため、社会的な相互作用、非言語的な相互作用、近接学、人間工学などを通して、自然なインタラクションの意味を見直しました。その研究で得られた示唆についてお話します。
プロフィール:
日本人デザイナーであるHideaki Matsuiは、デジタルと物理世界の融合や、領域や文化を超えたコラボレーションによって、革新的な体験を生み出すことに情熱を注いでいます。
現在は、Googleでアンビエントコンピューティング、スペーシャル・コンピューティング、ウェアラブルコンピューティング、AIやロボットといった最新技術の活用に向けてチームを率いています。
fuseprojectやSmart Designなどの代理店では、Samsung、British Gas、NBC Universal、Coway、SC Johnson、UCB などの一流企業向けにプロダクトや戦略デザインにも携わりました。
Red Dot、iF、IDSA IDEA、Fast Company、Cannes、IxDA、Core77 などの著名なデザイン賞も多数受賞。
社会起業家としても活躍し、カンボジアの地雷除去に向けたプロジェクトであるCleanup soapを共同設立。the droog design collectionにも選出されました。
ニューヨークのパーソンズ大学で工業デザイン学士、Copenhagen Institute of Interaction Designでインタラクション デザイン修士を取得。
Emmi Salonen - Studio Emmi
トークテーマ:From Burnout to Resilience: Building a Sustainable Creative Practice
Emmi Salonen (Studio Emmi) は、サスティナビリティの実践に向けてサイエンスやデザイン思考を取り入れたアプローチ「クリエイティブエコシステムモデル」を紹介します。
ワークライフバランスを実現しながら、クリエイティビティの可能性を最大限に引き出すことが大切です。
このプログラムは、自分自身を大事にしながらイノベーティブな仕事をするためのヒントを与えてくれるでしょう。
プロフィール:
Emmi が大切にしているのは、ポジティブに創造すること。 デザインは人々を結びつけ、持続可能性やウェルビーングを生むと信じています。
2005年にStudio Emmiを設立。社会と地球への積極的な貢献をめざすクライアントやクリエイターと提携しています。
グラフィックデザイナー、クリエイティブディレクター、ハピネスファシリテーターであるEmmiは、ウェルビーングやキャリアを導くモデル「クリエイティブエコシステム」を発案し、定期的に講演を行っています。
Emmiはフィンランドで生まれ、英国のブライトン大学でグラフィックデザインを学びました。
2001年には北イタリアにてBenetton GroupのコミュニケーションリサーチスタジオFabricaで就労。その後、ニューヨークの Karlssonwilkerと、英国のサステナビリティエージェンシーFuterraのクリエイティブディレクターとして働きました。
June Mineyama-Smithson - MAMIMU
トークテーマ:クリエイティブの筋トレ
峯山スミスソンじゅんによる楽しく参加型のワークショップです。クリエイティブは筋肉と同様、使えば使うほど鍛えられます。クリエイティブな筋肉を鍛え、感度を高めるトレーニングを行い、想像力を鍛えて新しいアイデアを生み出す方法を紹介します。どんなプロジェクトにも挑戦できる自信を身につけられるでしょう。
プロフィール:
June Mineyama-Smithson(別名MAMIMU)はロンドン在住の日本人アーティストであり、グラフィックデザイナーです。
ロンドン芸術大学の講師やD&AD審査員、Design London、Birmingham Design Festival、Design Manchesterではスピーカーも務めています。
大胆で喜びに満ちた作品はITV、Creative Boom、Design Milk、SCMP、Cow Parade Nisekoなどで国際的に取り上げられています。
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