最後の「父の日」
名古屋の父ともいうべき友人が旅立った
享年85歳
脳の疾患により25年以上半身不随のため、移動は車椅子
奥様一人では広範囲の移動のサポートが難しいので、自分が仕事やプライベートで名古屋にいく度に、車椅子を押して市バスや名鉄や地下鉄もフル活用しながら、庭園や公園や美味しいところに連れ立って、リフレッシュの時間を過ごしてもらってきた
いわゆる身体に悪そうなものが大好きで
味噌カツやうな重などの油物や、砂糖や餡子やカスタードクリームたっぷりのスイーツも一緒に楽しんできた
もっといろんなところを車椅子押して楽しんでもらいたかった
お見舞いも難しい時世でも、名古屋行きの頻度がめっきり減ったここ数年も、無理にでも会いに押しかけていけばよかった
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遺影をご遺族の方から選んでほしいとの依頼を受けて沢山の思い出の写真の中から心を込めて写真を仕上げた
深い関係性も考慮して遺影を任せてくれたご遺族にも感謝
僕からの最後の「父の日」のプレゼント