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積み残した思い

【能登半島地震】震災ボランティア

東日本大震災の時に駆けつけたい気持ちはありつつも結局実行に移せぬまま十数年

そのあとも幾つかの地域で震災は起きていたけど現場にはいけず

ずっと心につっかかりのように心を寄せられなかった積み残した思いがあった

今回はじめて震災復興に少しでもと思い震災ボランティアと観光することでの発行支援を実行

やっと果たせた思い
帰りのIR七尾線の中でふり返りをしてみる...


🚗四国✈️羽田✈️小松🚌金沢🚃七尾🚚


活動地域
石川県七尾市内

活動内容
倒壊などしておらず引き続き今の家で、元の生活に戻れるお手伝い
(優先度をつけることは、どの社会課題においても限られますリソースを活かすためにとても大切な視点)

担当内容
割れた家具や食器類の運び出し
浸水した畳や布団などの運び出し
割れたものを土嚢袋に分別
トラックへの積み込み

活動のふり返り
助けてと声を挙げている家はまだ一部
必要としているが声を上げられていない人も多い

障がいなど課題を抱えている家庭はその分大変な思いを抱えている
(自分がいつも大切にしていることである個別に考えることが、震災の現場においても重要。被災者とひとくくりにしないように)

ぼくらが運び出すものは、瓦礫やごみではない、少し前までその方の思い出の品や、毎日を彩った大切なもの
重いから大変だからと言っても、ぼくらも勢いではなくその方の気持ちに寄り添いながら運び出しの作業をすることが求められる

一昔前までは埋め立てていた震災から出たものたち
最近は分類してリサイクルできるものや処理方法にも気をつけている

壁から剥がした石膏ボード
壁から剥がしてすぐの物を手にした時に運悪く親指に長ーい釘のようなものに刺される
耐切創手袋をしていたとしても、尖ったものには対応できない
対応したいなら、突き刺し防止の特殊な手袋が必要
アルミ板が入った手袋出ないと突き刺しには対応できないことは知らない人がほとんど



それでも春は来る
大変な思いをされていた方にも春はやってくる
そしてどんどん暑くなっていく
七尾市より北部の輪島や、珠洲や、能登はもっと被害も深刻かつ復興まで道のりは遠い
膨大な作業を少しでも暑くなる前に中部圏近畿圏東京圏などアクセスしやすい方にはもっともっと参加してほしい
被災地域以外ではすっかり報道も手薄
関心は途絶えさせないように自分もできること+αの力で取り組む

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