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オランダ移住最難関の家探しが約1週間で決まった話。

ども。

オランダ移住を検討してる人なら、調べてるうち誰しも目にするんじゃないでしょうか。

家探しが最難関だということ。


僕もオランダ移住を決めてから、エージェントの方(個別相談レベル)にアドバイスをもらいながら、2ヶ月ほど日本でチマチマ家探ししてました。

有名な不動産サイト4社ほど登録し、物件が新規UPされたらすぐ応募。

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合計30件くらい内覧応募して、どこも返事がありませんでした。惨敗。
飽き性で、だらだら同じ作業するのが苦手なのもあって、どんどん諦めモードになってました。

こんだけ返信がなかったらいつまでもオランダ行けないし、もう現地の不動産屋に直接行くしかないかと思い始めていました。

でもオランダ行けない方が、のんびり実家生活できて楽だし、お金は貯まってくしな〜って気持ちも芽生え始めてました(笑)


でも何のために会社も辞めて、彼氏と別れて、長年住んだ大阪を離れたんだ!と奮起。


こんな時、犠牲にしたものの大きさって大事。

で、また現地のエージェントの方にリモートで相談。

「自己紹介ビデオをつけると、返信くるかもです」


というアドバイスをいただきました。

偶然にも、以前オランダの芸術学校のアーティストインレジデンスに応募した時に作った自己紹介ビデオ素材があったんです。

なので、その素材を部分的に使って、新しくイントロだけ撮り直してビデオを作りました。

サイトによって容量や長さの縛りがあったので、合計1分程度の動画で、半日撮影、半日編集くらい。
英語で喋るのがどうしてもつまずいて、時間かかりました。

別の機会に書きますが、そんな大した自己紹介ビデオじゃないです。
ストーリー仕立てとかでもないし、プレゼンの淡白な動画って感じ。

完成した動画をYouTubeにアップして、内覧希望メッセージを送る時に、URLを貼りました。
最終50件くらいは応募しました。

結果、めっちゃ返事きました。


リアクションの変化にびっくりしました。ほんとに。

これまで返事0だったのに。

ビデオ用意して本気度が伝わったのもあると思いますし、エージェントの方がくれた推薦状も添付したので、総合的な効果があったかもしれません。


そもそも外国人、現地で就職するわけでもないので、現地人と戦うのはかなり大変。
オランダ人ですらいい条件の家が見つからない住宅難。
向こうもどんな人間かわからなければ返事はしないですよね。


返信で結構「ビデオよかったです!」とか、「素敵なビデオありがとう」みたいなことが書かれてて

「言うてほんまに見てるんや・・」って思いました。(笑)


日本ならオンラインで物件探しても、家探しする時ってだいたい不動産屋行くじゃないですか。だから対面が当たり前で人となりが分かる。

オランダでは不動産屋に直接、相談することってあまりないらしいです。
オンラインが主流。※間違ってたらすみません


・・・・

返信色々来た中から、条件に合いそうな物件をふるいにかけて、とある1物件に絞って内覧の日程を決めて、エージェントの方に内覧代行してもらいました。

ほんとは複数内覧するべきですが、内覧代行料金も安くはなかったし、自分の場合はスピード感、不動産屋のレスポンスの丁寧さで1つの物件に絞られました。

そして。

内覧代行してもらって、ビデオ通話で家の様子をみて、もうその物件に決めちゃいました。(笑)


一人暮らしスタジオタイプ、立地、家具付き、清潔、光熱費など込み、不動産屋のビルだったので大家がいないから楽など、条件がいい感じだったので。

家賃は予算より高かったですが、賃貸契約が最低3ヶ月だったので、オランダ行ってから引っ越せばいいかと思って。

エージェントの方は「一軒目の内覧で決まった人は初めて」だとおっしゃってました。


・・・・

内覧前に日本の収入証明を求められて、直前までの給与明細 英訳ver.を送ったんですが、不安ではあったんです。

読んでる方の中には、「収入が多かったから決まったんだろ」って思う人もいるかもしれません。


たしかに内覧後の本契約はその可能性があったかもしれません。

ですが、自慢じゃないですけどまじで収入はたいしたことないのでそこが決め手だったかは分かりません。

個人的にはやっぱり、人となりを詰め込んだ自己紹介ビデオが功を奏したんじゃないかと思ってます。

自己紹介ビデオをつける前は、まず収入証明求めらる前段階で、返信自体がなかったですからね。

貯金や収入に自信がある方は、「初めまして」のメールに残高証明や収入証明を貼ったグーグルスプレッドのシートURLをつけるのもありだとは思います。(もちろん英訳、レートなどつけて)



・・・・

僕の場合、退職してフリーランス状態だったので、エージェントの方も、できるだけ退職してすぐの方が家は決まりやすいとはおっしゃってました。

家貸す方も、直近まで定期的収入があったり、就職してたっていう方が安心じゃないですか。


で、提出した収入については何も言われず、内覧時に「他にも客がいるから早めに返事欲しい」とだけ言われました。

結局デポジットと別で1ヶ月分余計に家賃を払って、仮押さえみたいな感じで本契約を進めました。

半年、1年分の家賃を先払いして家を決める人もいるみたいなので、僕はそこまで求めらなかったので、ラッキーな物件でした。

自己紹介ビデオをつけて応募しだしてから、この本契約までほぼ1週間での出来事です。



自分でも信じられないです。
家探ししてる時は途方もないことしてる、先の見えないことだったし、人によっては100件以上応募した人もいると聞いていました。


また別の機会に自己紹介ビデオの構成など書こうと思います。


それではまた。


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