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私の理想のデザイナー像

とっても久しぶりの更新となります。

今日は私の理想のデザイナー像についてお話します。


私が今まで「やりがい」に感じていたこと

フリーランスになる前、私は基本的にインハウスデザイナーとして働いていました。

ほとんどが少数精鋭の会社でしたので、担当していた業務はデザインだけではありません。

企画も考えたし、マーケティングの勉強もしたし、ライティングも、分析も頑張りました。時には在庫管理もしたし、コールセンターのお仕事もしました。

当時は、すごく大変だし忙しいし、もっとデザインやりたいのに…って思っていました。
しかし今思うとやりがいも大きかったし、色々なことを学べて結構楽しかったなと。

例えば…

●市場調査や分析、企画をしっかり共有してもらえることで、なぜこのクリエイティブが必要なのかが分かる。

●目的がきちんと共有されるので、自分で「それならこうしたらどうか?」という意見も述べることができる→採用されると自己肯定感につながる。

●そして、私が作ったクリエイティブがどういう結果に繋がったのか知ることができる→良い点・悪い点も共有されて、学びに繋がる。

●いい結果が出たときに、関わった人たちと喜び合える

●デザイン以外のことも学ぶ機会が増える→私は学ぶことが楽しいのかもしれない ^_^;

●デザイン以外のことも学ぶことで、デザインに対する意識が変わってくる→キレイ・かっこいいだけじゃ商品は売れない!

●お客様の声を聞くことの大事さが分かる。→デザインはお客様目線で作る必要があるので。

↑こんないいところや学びがあったなと思います。


そこから私の仕事の価値観といいますか、理想のデザイナー像ってなんだろうって考えてみたのです。

私の理想のデザイナー像って?

●目的やその背景をきちんと知り、デザインについて意見を言い合える関係性をクライアント様と築けるデザイナー。

●きちんと結果の残せるデザイナー。

●結果が出たときに、クライアント様と一緒に喜び合えるデザイナー。

●結果が悪い時は一緒に何が悪かったのかを考えられるデザイナー。
 (フィードバックももらえる関係性を築けるデザイナー)

●常に何かを学び続けることができるデザイナー


1つだけ確実に言えるのは
ただ指示を受けて、ただデザインの仕事をするだけのデザイナーにはなりたくない。」ということです。

クライアント様の大切な商品やサービスを、色々な方に届けられるデザイナーでありたい。
誰かの役に立っている、誰かの喜びに繋がってる仕事がしたいし、その実感ができる仕事をしたい。

そう思うのです。


最後に

実は、フリーランスになって、そういったお仕事がなかなかできていません。

ほとんどが、デザインの指示をもらい、制作するということだけ。

もっと背景を聞いてもいいのかな?と思いつつ、聞きづらかったり、
思い切って聞いても曖昧な返答だったり、「指示通りにやってくれればそれでいい。余計な意見は必要ない」といったような態度を取られたり…。

恐らく、自分の「理想」とクライアント様の「要望」がマッチしていないのだろうなと思います。
(だからそういうクライアント様はだいたい継続に繋がらないですね…)

指示を受けその通りただデザインだけがしたいデザイナーさんも、たくさんいると思うので、それ自体を否定するつもりは全くありません。
それにお仕事をいただけるだけ、本当に本当に本当に感謝しています。

でも私は本当にこのままでいいのだろうか?とい気持ちも拭えません。
多分自分の「理想」とは違うんだろうなと思います。

クライアント様との関わり方や、お仕事の引き受け方など、私には課題が山積みなのだと思います。

1つずつクリアしていって自分の理想のデザイナーに近づけるよう、精進していかなければと思っています。


#理想のデザイナー像


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