UXリサーチの捉え方〜UXリサーチはなぜ大事なのか〜
UI/UXデザイナーになるための読書シリーズ
今回はUXリサーチについて勉強します。
本書の後半は実施にデザイナーになった後の話になるので
今回は前半部分で学んだことを残します。
UXリサーチ
UX(User Experience)とは、必ずしもUI(ユーザーインターフェイス)を使っている時に限ったものではない。
⇨様々な場面で起きる人の知覚や反応(UX)について調べて明らかにすること
経験や生活の文面によって反応や知覚が変化
UXデザイン
UXを主眼に置いてサービスをデザインすること
UXリサーチの対象
人の生活そのもの
既存のサービス
新しいアイデア
新たに作っているサービス
価値を感じるポイントの変化
メリット
リリース前に小さく失敗しながら学べる
解決策を想像的に生み出すための「学びを増やせる」
データを解釈する精度を高められる
量的データ 利用ログなどのデータ
質的データ インタビューなどで得られるデータ
組織作りに使える
ユーザーが実際にサービスを使っている様子を目の当たりにする大きな刺激
⇨ユーザーに良い体験を届けるために何ができるかを議論する機会
探索/検証のリサーチ
探索 何を解くと良いか、正しい問いを立てるため
期待できる結果は、自分達が持っている仮説が支持されているか否かがわかる
⇨プロトタイプなどで確かめ、その結果をもとに解決策を洗練
検証 どのように解くと良いか、正しい解決策を作るため
ユーザーは実際にどのように行動しているのか、何を考えているのかを調べるのに向いている
ユーザーの「考え」を聞くことができる
UXリサーチとマーケティング
UXリサーチ マーケティングリサーチ
興味の軸 当事者である個人 市場という集団
範囲と深さ 深く知りたい 広く知りたい
重要視すること 個人を正しく理解したい 集団全体を正しく指定したい
UIもUXも考え方は同じなように感じました。
ユーザー目線で考えることは必須ですが、UXは特により良いデザインを作るためにユーザーと一緒に「体験」を作っていく調査方法であったり、考え方を学ぶことができました。
UI/UXと一括りにされることが多いですが、目的や仕事の内容は異なるものであると見受けられるので、違いについて理解し説明できるデザイナーである必要があります。
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