読書記録|『週40時間の自由をつくる 超時間術』
気がつけば6月。2024年の折り返しが近づいてきています。
今年の目標は「余裕を持つ」に設定したもの、ふと立ち止まってみると「時間が足りない!忙しい!」と嘆いていて、「余裕」とは程遠い日々を送っていることに気づきました。
こういうときの私は"本に頼る"というややミーハー(!?)なアクションを起こしがちです。
何かヒントを得たくて、「時間術」「タスク管理」「効率化」…こういったキーワードの本を見つけ読み漁っています。
今日はその中のメンタリストDaiGoさんの『週40時間の自由をつくる 超時間術』を読んだ気づきと感想をアウトプットします。
現代人は週40時間も時間が余っている!?
本書によると日本人の労働時間は年々、減少傾向にあるそうです。
1970年代は年間労働時間が平均しておよそ2200時間だったのに対し、働き方改革などの影響もあり2016年には1713時間にまで下がったそうです。
仕事時間が減る分、自由時間が増えるはず…!
計算によると、現代人は週40時間も時間が余っている…ハズだそうです。
なのになぜこんなに「忙しい」のか?
まず、「やるべきことが多すぎる」のは正しい選択ができていないからだそうです。
どんな人でも作業量が多いと生産性が下がります。
目標や欲望が衝突し合うと時間不足の感覚が生まれる…これが「忙しい」の正体の1つだったのです。
なにか大きな成果を出すためには、目標に向かって行動を絞り込む必要があります。
何でも引き受けてしまい、いっぱいいっぱいになっていませんか?
私は心あたりがありすぎてドキリ…!
やるのが正義ではなく、やらないのも正義なんですね。
また、DaiGoさんは、「忙しい」の口癖をきっぱりと止めよう!と書かれています。
「忙しい」という言葉を発すると、意識を未来や過去に向けてしまい、目の前の本当にやるべきことに集中できなくなってしまう。
「今」を真剣に見れていないから、「忙しい」と言って負の沼に嵌ってしまっているということにハッとさせられました。
さて、どう行動するか?
「忙しい」=「時間がない」と感じる="時間感覚のゆがみが原因"ということで、著者のDaiGoさんは時間感覚を正すためのたくさんの解決策やヒントを提案しています。
私がビビッときたものをピックアップしてみました。
【 タスクシフト 】
あらかじめ複数のタスクを切り替えるタイミングを決めておくテクニックです。
これは気まぐれに作業を切り替えるよりも、「次の時間が決まっている」おかげで脳が安心するというしくみを利用した作業方法です。
▼早速、ダイソーでタイマーを調達!
このnote記事は、タスクシフトを取り入れながら書いています!
【 マルチタスク 】
タスク管理界隈では「マルチタスクはやめましょう」というお話をよく聞くかと思います。
本書でも、やはりマルチタスクはNGのようです…!
さらに「ある作業から別の作業へ何度も注意を切り替えると、そのたびに時間に対するプレッシャーは増える」そうです。
そんなマルチタスクですが、まったく違う能力を使ったタスクであれば、時間を有効に使うことができます。
▼本書であげていた例
なるほど、マルチタスクは完全に悪ではないということ。
上手く活用しながら効率的に時間を生み出していきたいと思いました。
【 インターバル読書 】
通勤時間を有効的に使うアイデアとして「インターバル読書」という方法が紹介されていました。
読書時間が取れない〜!と日々嘆いている私ですが、この方法ならスキマ時間を活用して本が読めるうえ、アウトプットに磨きがかかりそうです。
また、この方法は聴く読書でおなじみのAudibleでもオッケーとのことです!
【 親切 】
時間術に「親切」?と思いましたが、この真意は、「他人のために時間を割いたほうが、自分の時間を有効に使える」という理由があるからです。
ただし、「親切」しすぎると、メンタルに悪影響が出る可能性があるため、「親切」は用量用法を守って使う必要があります。
頑張りすぎない親切によって誰かも幸せなるし、自分も幸せになる素敵な時間術だなと思いました。
自由時間を手に入れるために
この本を読んでまずは「忙しい禁句例」を制定し、できることから取り組んでいこうと思います!
今回、noteにまとめたのは、あくまでも私がピンときた項目のみです。
まだまだたくさんのヒントが掲載されていましたので、興味を持った方はぜひ読んでみてください。