3分サイト改善アイディア「すごい実績なのに効果がないときは●●を変えるだけ!」
年末の話になりますが、書籍を発売しました!
今日もその本の中から一部分を紹介したいと思います。
私はサイト制作・システム構築を行う会社の代表なのですが、常に意識しているのは「ユーザー心理」です。
リニューアルの依頼が大半を占めるのですが、そのときに結構言われるのが
「実績は充分あって、サイトにも掲載してるのに、あまり効果がない」
というお悩み。。。。。
これって、何が原因で起きているかというと、結局のところ、
「認識のズレ」なんですね。
じゃあ、このズレをどうすればいいのか?
もっというと、ズレを無くして、実績を効果的にアピールするにはどうすればいいのか?ということについてお話をしたいと思います。
まずは、認識のズレを受け入れる
認識のズレを受け入れることはとても大事ですよね。
しかし、受け入れられるためには、そもそもズレに気がついていないといけません。気がついていないのに、受け入れることは出来ませんから。
先程の「実績は充分あって、サイトにも掲載してるのに、あまり効果がない」では何が起きているかというと、こちらは実績を押したいのに、ユーザーはその実績を不安に感じるということ=ズレが起きているのです。
もう少し詳細に説明しますと
うちの会社は「対応実績3000件」もある!これが訴求ポイントだと考えていたとします。
その実績数は素晴らしいことであり、訴求してはいけないわけではありません。そこは勘違いしないようにしてください。
むしろ訴求した方が良いのです。
では、「対応実績3000件」でなぜ不安を感じさせているのかというと・・・・
3000件を見たときに、ユーザーは
「3000件もあるんだ!すごいな!けど、そんな実績があるところが、うちみたいな小さな仕事受けてくれるかな?心配だな・・・」
このように感じるからです。
このように押したい内容が正当な情報であったとしても、ユーザーは不安を感じてしまうのです。
では、どうすればよいのか?気になりますよね?
そんなに不安になるなら書かないほうが良いのか?
それは違います。
答えは、見せるタイミングを変えるだけ
それだけで充分効果があります。
「対応実績3000件」という文言は、得てしてメインビジュアルなどに入れがちです。そうなると、サイトを見た瞬間から、ユーザーに不安を感じさせてしまうのです。
だから見せるタイミングを変えるのです。
例えば、メインビジュアルではなく、実績のページの中に入れるなど
相手がその実績を見たときに、すごいな!頼んでみようかなと思えるタイミングで見せるように、変えるだけなのです。
たったそれだけで、同じ情報なのに、ユーザーの受ける印象は大きく変わります。
実績を大々的に謳っていても、結果がでない。。。
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ、見せるタイミングを変えてみてください。
それでは次回!
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