『良い空間』の条件
「あるカフェにて」
ー穏やかなBGMに差し込む自然光。たまに混じるスタッフの笑い声やお皿の音も心地いい。店内を薫るコーヒーとパンの匂いは垂涎ものだ。口に含むと香りと苦味が口に広がり、朝のまどろみをシャキっと整えてくれる。ー
良い空間って、自然と口コミで広がって、自然と人が集まってきます。
特に、スタッフが元気で笑顔が素敵なところは、大抵料理も美味しい。スタッフ同士が和気藹々としている。そして、そんな雰囲気を支えるためには、良い空間もやっぱり重要。
惹きたてる空間
では『良い』空間とはなんなのか?
空間とはハード(建築意匠)とソフト(お店・スタッフ)の組み合わせなのですが、それらが互いに引き立てあっていることが、一つ大きな条件としてあります。それを集客的要素として挙げてみると
【集客】
ハード(空間):好奇心を擽る視覚効果を持って、①未知なる体験 あるいは ②居心地の良い体験 を提供していると想像でき、行ってみたい!となる場所。写真映りの良さは重要。
ソフト(お店):あの人がやっているお店なら行ってみたい。あの美味しい珈琲屋さんが入ってるなら行ってみようかな!など、人や店のファンとして来客する。
【バイラル(口コミ)&リテンション(再訪)】
居心地の良さや新しい体験、食事の美味しさをもって、顧客に「友達に勧めたい」「また来たい」と思わせること。この体験を皆に味わってもらいたい!と思わせるのが何より重要。
ハード(空間):湿度・温度環境、照明環境、座り心地、音、匂い
ソフト:スタッフ清潔感、接客態度、料理の質、価格
具体的な空間としては別記事に書いてありますのでそちらでご覧ください!