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日米のママ友

私は在米歴が10年以上。長男も先月10才になり、母親歴も10年になりました。幸いにも日本のママ友、アメリカの現地校のママ友どちらも気の合う人たちに恵まれています。

先日両方のママ友からママ友間のいざこざ話をききました。

両者話を聞いていて思ったのが、いざこざはどこにでもありますが、対処の仕方が国別で差が出るなと思ったこと。

アメリカ人は思ったことははっきりと伝えます。自分がそれでどう思ったのか、感情を相手にちゃんと伝えます。
でも相手を傷つけるためではなく、相手に自分の気持ちを理解してもらうためです。そこに良いも悪いもありません。事実を伝えているのです。

わかりやすく言うと友達間でも家族とけんかするように喧嘩します。
言いたいこと言って、あとくされなく、終了。次に進むといった感じです。

日本人は大体憶測で物事を判断し、話し合ったとしてもしこりが残ること多くないですか?真相を避けてお互い穏便に済ませる。本当に真実を伝えてくれたのか、疑問に残ることよくありました。それは相手を傷つけまいと思ってやんわりと、申し分なく言っているのかもしれないけど、結局本当のところはわからず元の関係に戻るのは難しい気がします。

ドラマに巻き込まれることはもうないけれど、今までずっとそうだったわけではなく、友達関係には小さいころからたくさん悩まされました。

私はずっと自分に自信がなくて、人気のある友達に金魚の糞みたいについて回るタイプだった。認めてもらおうと必死だった。
ある時を境に、みんなに無視されるようになった。
(これはある出来事がきっかけなんですがそれはまた別の機会に。)
毎日、毎日自尊心と自己価値が少しずつ失われていくようで、
もともと無いに近かった自己価値はきっとこの時になくしたのかもしれない。

自己価値が完全になくなった私は
どうでもよくなる。周りのことも、生きていることも。
そうなったら、逆に自分らしくいようと思えた。
自己価値はないけれど、自分の気持ちは隠さずに素直に生きれた。
感情を思いのままに表現するって大人になるとどんどんできなくなって、本当に自分がどうしたいのかがわからなくなる。日本の社会はより一層厳しくみんな何枚もの皮をまとって自分を押し殺して生きている。
でも私はそれをせずに生きる方法を自己価値をなくすことで見つけました。
でも今は自己価値を取り戻せたし、自分を好きになる感覚ってどんな感じか知っています。あなたは知っていますか?自分をいとおしく思う気持ちを。

アメリカはというと、自己価値ありすぎじゃね?
その自信どっからくるの?っていう人いっぱいいます。
だからアメリカ人は空気読めない人が多いです。
そこらへんは日本人のさじ加減が欲しいところ。

でも私は今両方持っています。
私が持ってるんだからあなたも持てますよ!

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