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【運用設計②】シーケンス図やBPMNを作ったOMG(Object Management Group)ってどんな組織?

こんにちは!22新卒Webディレクターのyunです。現在はシステム運用/情報更新・サイト改善などの業務を担当しています!前回「シーケンス図(統一モデリング言語UMLの一つ)」と「BPMN図」について調べてみましたが、「このフレームワークを作ったOMG(Object Management Group)ってどんな組織だろう?」と疑問に思ったので調べてみました!

OMG(Object Management Group)とは?

OMG(Object Management Group)は「技術的・空間的に分散するアプリケーションの協調運用のための標準を開発すること」を目的に、1989年にヒューレット・パッカードやIBMなど11の企業によって結成された国際デファクト団体(会員制の非営利国際的コンソーシアム)です。「技術的・空間的に分散するアプリケーションの協調運用のための標準」とのことですので、開発に関わるすべての人が共通の認識を持ち、円滑にコミュニケーションを行うための標準を作る団体と考えればよいのでしょうか。OMGはモデリングの標準表記法UML(標準モデリング言語)をはじめとしてビジネスプロセスモデルの表記方法BPMNなど100以上の仕様を送り出しているようです。

その他の代表的な国際デファクト団体にはHTMLやCSSの仕様を公開しているW3Cや通信プロトコルのTCP/IPを定めているITEFなどがあります。

UML(統一モデリング言語)が生まれた経緯は?

設立当時はオブジェクト指向開発方法論やドキュメント起票法が乱立しており、業界標準となるものがなかった。(そもそも各企業内で非公開の情報として管理されていた)しかし、オブジェクト指向言語が広まることによってこれらの統一が望まれるようになりUMLが作成されました。以下のサイトに詳しく載っていました!

確かにそれぞれが独自にドキュメントを作成していたら、認識祖語が多発したりドキュメント作成も非効率になったりしそうですね。。(会社やチームを超えてコミュニケーションをとるときには特に)

まとめ

今回はOMG(Object Management Group)について調べてみました!Webディレクターとして働いていく上でコミュニケーション効率を高めるためにも自分の担当業務に関わる標準を理解し、状況に応じてチーム取り入れていくことが必要だと感じました。今後はW3CやITEFについても調べてみたいです!ではまた次回!

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