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桑沢デザイン研究所 基礎造形専攻での1年間

こんにちは!UXデザイナーのしゅうです。
去年の4月に桑沢の基礎造形専攻に入学したnoteを書きました。

ついに先日、最後の授業を終えて、残るは修了展と卒業式のみになります。

この一年本当に通ってよかったです。人生が変わる、義務教育になってもいいと思うくらい、良い経験でした。まずはこの一年で作った課題を紹介します。


1年間の制作物

色材表現研究
色材表現研究
シンボルデザイン演習
紙材表現
棒による造形
棒による造形(ポスター)
デッサン
クロッキー
ドローイングインワーズ
プリペアードドローイング
プリペアードドローイング
配色調査
オノマトペの造形表現
音楽の造形表現
ハンドスカルプチャー
ハンドスカルプチャー(ポスター)

授業の詳細はこちらから。

基礎造形専攻に行って得たもの

元々は造形の勉強をしたいと思って入学したものの、それ以上に得るものが多かったです。

なんでもかんでもコスパで考える時代に、わざと遠回りしてみる。情報があふれるデジタルの時代にアナログになってみる。そうすると日常の中に見えてなかったものが見えてきます。

お金を払わなくても、ワクワクは自分で作れる。

例えば、道を歩いてるとき、道路標識の文字・ピクトグラムの形。雲の形。風のにおい。地面を踏みしめる感覚。五感を使う楽しさに気づきます。生き急がない穏やさが、身についた気がします。

私たちは学生の頃から大人になるまで、比べられて生きている社会です。しかし基礎造形の課題では、上手い下手とかありません。偶発的な形、手に馴染む形など、純粋にかたちの面白さを楽しみます。様々な経歴のクラスメイトが集まって、かっこいい形とか言い合える場が新鮮でした。興味が近い友達もたくさんできて、嬉しかったです。

もし進路を考える中学生のときとかに、この授業を受けていたら全然違う人生を送っていたかもしれません。

学んだことをどう生かすか

考え方だけでなく、実際に日々の生活に生かせることもあります。

「棒の造形表現」「ロゴデザイン」など様々な課題で発想方法を学ぶことができたので、UI/UXデザインのアイデア出しに活用できます。思いつかないときにも、「手を動かしながら考える」ことができるようになりました。今後バナーやキービジュアルなどのビジュアルデザインにも関わってみたいです。

「音を造形として表現をする」課題は、音楽に関わるビジュアル制作に生かせるかもしれません。逆に絵を音にするもの面白いかもしれません。

また、課題を通して立体の作品にも興味を持ったので、日本の工芸なども勉強したくなりました。そしてものづくりのある町に住みたいと思いました。

基礎造形専攻に興味のある方へ

基礎造形専攻は毎週月、木の18:30-21:10。ものづくりに興味がある方、視野を広げたい方、みなさまにおすすめです。

さらに3/14(金)、15(土)、16(日)の3日間で、桑沢デザイン研究所 1Fホールにて修了展を開催します!

1年間の授業の集大成として、基礎造形専攻・基礎デザイン専攻の課題・制作物を展示する予定なので、ぜひ足を運んでみてください。(ポスター後日掲載)

教室①


教室②

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